映画鑑賞 : ルックアップ、BLUE GIANT
このブログは子どもたちが生まれるタイミングで始めた育児ブログです。子どもたちとの生活は毎日慌ただしく、余裕が無く辛い日々が永遠に続くよう感覚があり疲弊しながらも、終わってから振り返ってみるともうこんなにも月日が経ってしまっていて、あっという間な感覚すらあります。子どもたちも気がつけばもうすぐ小学 3 年生が終わります。育児というより、今では子どもたちと一緒に暮らしているような感覚になってきています。
とは言え、それでも自分の余暇のほぼ全ては子どもたちに対して使うような生活です。たまに息抜きをしなければ、疲労とストレスで潰れてしまいそうになります。最近の息抜きは専ら一人での映画鑑賞です。先日、涙流す程の良作 2 本に出会えました。
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ルックアップ
1 つ目は女の子 2 人の物語。小学生の頃から話はスタートし、生徒が作る学校の新聞の 4 コマ漫画の制作を通じてお互いに接点が生まれ、2 人の物語が進展していきます。物語は 2 人が小学校卒業し、中学生になり高校も卒業してその後まで続きますが、2 人で力を合わせて成功して行く様だったり成長する姿が子どもを持つ親心に響くものがあります。
ネタバレになるので詳細は記載しませんが、途中でストーリーの視点が片方の主人公からもう片方に移るシーンがあり、それまで描かれていなかった生活や出来事の描写がなかなか逸脱した方法でした。片方の主人公視点では分かり得ない出来事の詳細を受け止めやすい形で表現されています。
BLUE GIANT
もう一つの映画はジャズミュージシャンのお話。主人公が高校を卒業して東京で生活し始めたところから中心に描かれています。イントロのところでそれより前の描写がありますが、主人公の性格というか硬い意志を垣間見るくらいです。このお話もまた、成長と成功を描いたモノですが、主人公よりも主人公を中心に周りが影響を受けてどんどんと変わっていく感じがなかなか爽快です。特に成長を楽しむ意味においては、主人公よりもその仲間に映し出されるところが中心で、主人公のみならずその仲間にもかなり感情移入出来てしまいます。
夢に向かって走る主人公とその仲間たち。少しずつファンを増やし舞台も大きくなります。この映画は音楽を扱うので勿論音の描写はかなり拘って表現されています。サックスの音も、メインの音のみならず細かな音まで再現されています。また、演奏時のキャラクターの動きが凄いです。音楽を扱う映画によくあるような、音楽演奏シーンが退屈ということもありません。
2 つとも、色々な感情湧き上がり泣いてしまいました。泣くほど良い映画でオススメです。
