バニラエアが車椅子男性の搭乗を拒否
2017/07/03
前回、ユナイテッド航空の件をもとに、
Overbooking の是非について記載していました。
あくまで個人的な意見に過ぎませんが、
消費者も三方良しの哲学の通り
消費者だけのことを考えずに
提供者のことも考えるべきだと思います。
提供者側にメリットがないと、
そのサービスや商品を享受できなくなり
消費者も困ってしまいますからね。
そんなことを考えていた矢先、
関連する話がニュースで報じられました。
バニラエアの件です。
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車椅子に乗った障がい者の方を搭乗拒否 !?
バニラエアは LCC です。
フルサービスの ANA、JAL と異なり
サービスは限定的となり、
その代わり安価なフライト料金を実現しています。
そんなバニラエアに
車椅子の男性が搭乗しようとしたところ、搭乗拒否されたようです。
飛行機に乗り込む前の (恐らく) 移動式の階段を登ろうとした際、
勿論、自力では不可能なため、
同行者に車椅子ごと持ち上げてもらい階段を登ろうとしたら、
安全面の懸念から、拒否されたとのこと。
これに対して男性が不公平・差別であると抗議をし、
物議を醸したようです。
障害者差別解消法に抵触するらしい
バニラエアとしては、ルールを設けていたようです。
搭乗にサポートが必要な人は事前に連絡が必要とのこと。
この男性は、障がい者である経験から、
このような連絡をすると断られることを知っていたらしく、
確信犯的に事前連絡をせずに挑んでいるようです。
このことから、
意図的、確信的にクレーム・異議申し立てをバニラエアに入れている
ことになり、この障がい者の取った行動の賛否が分かれているようです。
ただ、障害者差別解消法なるものがあり、
バニラエアの行動はこの法律に抵触するという考え方のようです。
法律違反ならバニラエアが叱責されても仕方無い
と思えなくも無いですが、何か違和感が残ります。
その違和感については次回にでも記載します。
