双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

ダイバーシティとか公平性は難しい

      2017/07/04

前回

車椅子男性がバニラエアで搭乗拒否された話に触れました。

飛行機に搭乗の際に階段に登るため、

同行者に車椅子ごと持ち上げてもらい登ろうとしたら

安全面の制約上、止めさせられたようです。

これに対して車椅子男性はクレーム・異議申し立てをしたようで、

障害者差別解消法に抵触するとのこと。

でもバニラエア的には、搭乗の際にサポートが必要な場合は

事前に連絡するようにアナウンスしていたこともあり

この男性の行動について、賛否が別れているようです。

確かに何か違和感が残ります。

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LCC の位置付け

そもそも、LCC ですが、

フルサービスの ANA、JAL と異なり、

お客様に提供するサービスを最小限にして、

安いフライト代を提供しています。

そういうビジネスモデルですし、

そういう位置付けであることは消費者も理解する必要があります。

障害者差別解消法によると、障がいの有無関わらず、

適切なサービスを提供することを提供者は努める必要があるようです。

では適切なサービスとは何でしょうか…。

非常に難しい話です。

前述の通り LCC においてはフルサービスの ANA、JAL と異なり

限定サービスを消費者に提供するモノです。

とすると、お客様の障がいの有無に関わらず

限定サービスを提供することが “適切なサービス” 提供のように思えます。

障がいがある方々向けに事前に相談を受けることを

バニラエアはもともと用意しているので、

既に限定サービスをどんなお客様にも提供する努力はしていると思います。

マーケットを乱すと全員不幸に

健常者、障がい者、関係なく、

事前にバニラエアに何かを相談しても断られることだってあり得ます。

それを不公平だ、差別だ、というのは何かが違う気がします。

特別対応を色々なお客様に向けて実施し、

結局 LCC なのに高額になってしまうのであれば意味がありません。

先日記載したように、三方良しの考え方に沿ってみると

この障がい者は

フルサービスを提供する航空会社を利用すべきだったように思えます。

制約がある方でも安価なフライトを享受したい、享受できるべきだ

という主張もわかりますが、それをぶつける方法としては

あまり筋が良いようには思えません。

確かにこうまでしないと (事前相談もせずに搭乗を試みて物議を醸すこと)

マイノリティの声は聞いてもらえないという主張も

わからないでも無いですが、

ルール違反はルール違反に思えます。

社会やマーケットは秩序があって成り立っているのですから。

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