与えられたモノでは価値が伝わない
このブログは主に育児生活を中心に綴った育児ブログです。子どもたちとの生活は独身生活と比べると全然違っていて、こんな生活を自分自身が過ごすことになるとは夢にも思いませんでした。
独身生活のときには思い出すこともなかったようなことも、子どもたちの成長と自身が子どもたちと同年齢くらいの頃を重ねたりして思い出すことがあります。子どもたちを叱りながらも、自身もそこまで出来ていなかったことを鑑みると大目に見るしか無いと頭では理解しながらも、なかなか上手く心を処理出来ないでいます。例えば色々なモノゴトを粗末に扱うような話だとか。
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どれ程の価値なのかわからず
自身が子供の頃、親元で普通に生活していたのですが、その普通を実現する労力がどれ程大変なのか全く理解していませんでした。そこまで裕福では無かったのですが、幸いにも食べるものに困るとか、住処が無いだとか、衣類に困るとか、そういった苦労は全く無く、それが普通とも錯覚する程です。親から提供される衣食住の有り難さだとか価値だとか、そういったことに全く無沈着でした。
しかし自身も親の立場になり、子どもたちにはお金や労力を心配させることもなく色々としてあげています。そりゃ子どもたちには価値が伝わりませんよね…。
自分でやるとわかる
私自身も幼少の頃はわからなかったのですが、色々と自分でやるようになって気付くようになりました。例えば大学に通うために一人暮らしを始めると、部屋の汚れや散らかりは自分自身の生活に跳ね返ります。なので、なるべく散らからないように気を配り始めました。例えば食事のときはより一層、食べこぼしが生じないように気を配るようになりました。他にも、後で干しやすくなるように服を脱いで洗濯するだとか、なるべく洗い物が少なくなるように食器を使うだとかも。
また、自身で働いで収入を得るようになり、自分でモノを買うようになると、色々なモノの価値を肌で感じ取ることが出来るようになります。親が当たり前に用意してくれているモノが、実は高額だったりすることもあります。そういったことに気付くのは成長して自立した後だったりします。親としては子ども時代に気付いてもらえると、お互いにもう少し心情的に楽なのですが、そう都合良くいかないものですね…。
