限られた時間の中で試行回数を増やす
このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたちは毎週日曜日に水泳教室に通っています。水泳教室の機会のみならず、隙あれば子どもたちを市民プール的なとこに連れて行って練習させたりもしてるので、基本的に子どもたちは 2 ヶ月に 1 度の進級試験も難なくクリアしてます。
竜太は私と市民プール的なとこに行く機会が竜子より多かったので、進級も飛び級出来てどんどん先にいっています。一方の竜子も着実に進んでいますが、今、クロールの息継ぎの練習が始まりました。レッスンは 1 時間くらいと限られているので、この時間を最大限活用する方法を教えてみました。
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限られた順番と距離
子どもたちの通うレッスンはプライベートではなくグループレッスンです。1 人のコーチにつき 2 つの級が一緒に練習となることもあり、多いと 12 人くらいです。
順番に泳ぐ練習をしますので、限られた時間で回ってくる回数もそこまで多くありません。また、コーチの目と手が届く距離感での練習になりますので、25m フルには使わず、だいたい 12.5m くらいに区切られたレーンで練習しています。つまり自分の番が回って来ても、1 回あたり最大で 12.5m しか泳ぐ練習が出来ないのです。
息継ぎの回数竜子は息継ぎの練習では、クロール腕 3 目で息継ぎするリズムです。例えば、腕を右左右とする中で、最後の右で息継ぎです。次は左右左なので、最後の左で息継ぎ。このペースでの息継ぎだと、12.5m の距離では下手をすると 2 回しか息継ぎのタイミングがありません。スタートして右左右左右左とクロールの腕をしたらもう自分の番が終わるという…。
試行回数を増やす
クロールの練習の場合、スタート時に壁を蹴ってからのんびりしているとどんどん進んでしまいます。なので、すぐにでも腕を動かし始めて、雑にならない程度にサッと腕を動かして息継ぎ回数を増やすことが出来ます。勿論、実際の検定時や競争時は最初の推進力を十分活かすために腕を動かし始めるタイミングを引っ張ったりしますが、あくまでも息継ぎの練習のためには回数を増やすことは有効と思います。これを竜子に教えたところ、前の週では自分の番で 2 回しか息継ぎを試せていなかったところ、4 回にまで増やすことが出来ていました。これで練習効率は 2 倍になります。
この考え方は水泳だけの話ではなく、習い事や練習や、何か反復練習が必要なモノゴトにおいて共通的に使える考え方です。同じ時間でも使い方によって差が出ます。有効活用したいですね。