それは誰がため ? (偉い人のためという口実だが)

このブログは子どもたちが生まれたことを機に始めた育児ブログです。主に子どもたちとの育児生活を中心に綴っています。が、同時並行で仕事にも時間を費やしていたりして、私の人生は育児だけの取り組みだけという訳でもないので、たまに仕事に関する話も触れています。それも合わせて、育児生活です。
という訳で今日は最近頻度が少なくなりましたが仕事に関するお話です。とある検討を任されて進めている中、そこに対してアドバイス頂ける方って居る場合も多々あるかと思います。今、まさに私もそういう状況なのですが、若干、頂いているアドバイスが誰のためのモノなのか懐疑的に思える感じになってきました。
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偉い方のため、という大義名分
今回、私に任されている取り組みは、割と空を掴むような感じだったりしています。そして最終決定権を持つ責任者は結構偉い人で、その人の考えを基本に組み立てるモノだったりします。勿論、何も準備せずにその責任者の方にアレコレ聞いてもアイディアを引き出せないので、議論のドラフトを用意してブレストとかして方向性を伺う感じが必要です。
なので、そのブレストだとか議論のための資料や準備をしているのですが、その準備の一環で、アレコレ用意しておいた方が良いというアドバイスを私と同じ部隊の方から色々と頂いています。頂いたコメントは結構細かく、最初に方向性を目線合わせするだけならまだ不要なのではないかと思えるような情報やデータも取りまとめておいた方が良いといった話もあります。まぁそれを用意して議論だとか話が進むならこちらも助かりますし、アドバイスを下さる方は私よりもずっと年上でこの組織での経験も豊富なので、真摯に受け止めて色々用意していますが、何かモヤモヤするものが残ります。
結局自分が見て考えたいだけでは
で、アレコレ言われた情報をもとにデータを集計して資料を用意しているのですが、私が取りまとめた表では直感的に見えてこないので別のアレンジ案を提案されたりしました。多くの人がそう感じるに違いないと真摯に受け止めて大人しく対応していっていますが、これ、結局前述の責任者の方が見て議論出来るようにというより、このアドバイスをしてくれている人が期待する表を見て考察したり分析したいだけなのではないかと思い始めました…。
責任者のため、という通行手形というか大義名分は、組織の歯車として動く私のような一員には反論の余地も無い強制力です。こういう強制力を使って、恐らくあまり効果に繋がらないだろう面倒な作業であっても取り組ませるような感じが物凄く嫌いです。恐らく、こういったことは国内の企業で多々起きているような気もします。
ただ、この資料作成だとかデータ集計において、割と色々な excel の関数を調べることとなり、ちょっとした発見でもありました。これまで単調な excel の使い方しかしていませんでしたが、少し複雑な収益方法も便利にする方法も身に付いた気がしますので、そういった意味でも前向きに捉えています。