分断された世界で子どもは ?
2019/12/05
仕事、家事、育児で毎日慌ただしく生活していますが
子どもが居ることは
私の人生において、非常に貴重で有り難いことで
子どもたちの我儘とかマイペースっぷりに
イライラしながらも
子どもたち無しの生活だと寂しいとも思えるほど
子どもたちのことが大好きです。
そんな生活を送っていると
社会だとか世界の動向には疎くなりがちで
子どもたちとの生活が全てになってしまいます。
それでは駄目なので、
経済ニュースを毎日、見るようにしています。
その中で、これからの世界の見通しとか
プロのアナリストだとか
コンサルの方々が見解を述べていますが
最近の米中の摩擦は
お互い、引くこともなく
最終的に、世界が分断される
と述べている人が居るようです。
スポンサーリンク
分断された世界を想像
私はエンジニアで、
分野は経済だとか金融ではなく
情報科学であったり情報処理だったり
もしくはコンピュータだったり通信だったり
そのあたりなので
経済のプロの方々の解説を
全て理解出来る訳ではありません。
世界が米中で分断される、というコメントで
結局、どうなるの、というところまで
想像できていないのですが
先日、中国の大手企業 Huawei が
部品や資材の調達先を
米国から他国にシフトしていっている
といった報道を耳にしました。
Huawei は米中摩擦の結果
米国から規制をかけられていて
米国企業だとか、
やもすると、米国の同盟国企業から
部品や資材を調達出来なかったり
販路として輸出出来なかったりします。
勿論これは
Huawei からするとビジネス継続に関わるリスクですので
他国企業からの調達だとか販路でも
ビジネス継続出来るようにする訳です。
ではその他国はどういった国かというと
米国の同盟国では意味がありませんよね。
とすると、米国および米国同盟国以外になる訳です。
これ、分断のイメージに物凄く役立つ情報でした。
つまり、
中国経済圏を作る国々と
米国経済圏を作る国々との間で
貿易が無くなり、もしかすると文化交流すら無くなる
といった話にも思えました。
まさに、世界の分断、です。
育児者に関係する話
そんな小難しい話、
育児している身としてはどうでも良くて
理解するのもしんどいし、
理解しても、ふーん、で終わるよ
と思う人は多いですよね。
まぁその気持ちはわかるのですが
子どものことを考えてみて下さい。
子どもは大きくなると
仕事しますよね。
社会人になる訳です。
社会人になるということは
もし世界が分断されていれば
どちらかの経済圏にいることになります。
勿論、中立みたいなグループもあると思うので
その意味においては以下のどれかです。
1. 米国経済圏
2. 中国経済圏
3. その他 (中立含む)
何も考えずに、流れに任せていると
高確率で 1 になると思います。
日本は米国の同盟国ですから
日本国内で育って働くと、
自然と 1 になる、と。
ではそれが子どもたちの幸せに繋がるかどうか。
これは非常に難しい話ですね。
そんなの誰にもわからない
というのが事実と思います。
ただ、今ならある程度選べるのかもしれません。
もしくは、分断されたとしても、
どのマーケットを狙う人材だとかプレイヤーになることが
子どもたちは活躍出来るのか
だったり
もしくは過酷な競争で疲弊せずに済む
だとか
色々と親であれば考え込んでしまいます。
第二外国語として英語にすべきか中国語にすべきか
といった悩みと同じかもしれません。
いずれにしても
親の決断や未決断の結果が
子どもの人生を決めている事実があります。
この事実を踏まえ、親として行動したいものです。