枠外、枠内、どちらが正義 ?
日本人はルールに従順です。
これは小学校や中学校といった義務教育だとか
その後の高校生活といった
日本の教育制度が原因とも言われています。
その是非は分かり兼ねますが
いざ、自分の子どもを相手に
ルール順守を推すのか
枠に囚われない自由な取り組みを推すのか
かなり悩ましく思うことが多々あります…。
スポンサーリンク
公園の遊具の想定外利用
このブログでは最近触れてきていますが
うちの子どもたち、
まだ学校で給食が始まらず
お昼前には普通に帰って来ます。
在宅勤務で仕事をする私がお迎えに赴き
二人を連れて帰り
朝、嫁さんが用意していた子どもたちの昼ご飯を
子どもたちに用意して食べさせ、
家で仕事しながら子どもたちのお世話をしています。
夕方になると、なるべく早めに仕事を切り上げて
暗くなる前に子どもたちを連れて散歩がてら
近所の公園に連れて行くのが日課になりつつあります。
先日、その公園で
他の子どもたちが既に遊んでいました。
年齢は、うちの子どもたちと同じくらいに見えます。
1 つ上か下か、といった感じ。
その子たちは
滑り台といった高さのある遊具の柵を乗り越えて
滑り台ではなく、遊具を支える鉄柱を使って
滑り降りる遊びをしていました。
それに興味を示したうちの子どもたち。
自分たちもやってみようと柵を乗り越えていました。
取り合えずキレる私
他所の子のことは正直知りません。
何が正義で、何が悪なのか。
白黒つけにくい話は自分の子どもたちで手一杯です。
うちの子どもたちがそのルール違反に該当する
遊具の遊び方をしている際、
怒るべきか、黙認すべきか迷いました。
余りにも子どもたちは守るべきルールが多すぎる。
このままでは、前述の通り
典型的な日本人として、ルール厳守のマインドが染み込みます。
勿論、コンプライアンス順守は今のビジネスでも求められますし
この辺りに関わる社会の目は厳しいです。
ですが、枠外でイノベーションを起こすようなことを
子どもたちが出来なくなるようにも思えますので
枠外となる言動の是非は非常に難しい問題です。
が、今回は怒りました。
キレました…。
恐らく、うちの子どもたちに危険が及ぶ可能性は低いでしょう。
十分大きくなっているので
誤って転落することも無いでしょう。
ただ、その枠外・ルール外に該当する遊び方を
うちの子どもたちよりも幼い小さな子が見るかもしれません。
その小さな子が真似をしたらどうなるでしょう。
転落する可能性が高いですし
その原因がうちの子どもたちとなると
悔やんでも悔やみきれません…。
という訳で、怒った次第です。
逸脱すべきかどうか、というテーマは
守破離、の考え方が良いように思えています。
まずはルールや基本通り。
それらを極めた後に、
勿論、社会的に誰にも迷惑をかけない方法にて
破・離とステップアップさせたいと思います。
が、難しいですよね…。
この想い、伝わるか否か…。