双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

意味よりもフレーズで覚えていると陥る罠

   

このブログではよく触れていますが、私は忙しい生活の中でも、コツコツと英会話レッスンを受けて英語力を何とかしようとしています。努力の割に花開かれず報われていない辺り、私の才能の無さを痛感するところではありますが、それでも諦めずに続けています。また、この赤字ブログもずっと続けており、言葉のアウトプットの機会も作れています。更に、子どもたちの国語やら英語やらを教えていたりしますので、基本的な文法に触れる機会は山ほどある生活です。

しかし一方で、体系立てて整理されていない情報やら理解を用いて発言する方々も世の中には居ます。前職でも居たのでその都度気になったのですが、”分かり難くなるので主語を省略しない” といった趣旨のコメント、本当に合っているのでしょうか。

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分かり難さの原因は主語なのか

とある会話がなされていました。ちょっと分かり難い表現があり、100% の確信は無いものの、まぁ多分こういう意図なのだろうなぁと思う発言がありました。がしかし一人、そこを確認する方がいらっしゃいいました。確認の後、正しい理解に至ったので無事解決したのですが、その方がアドバイスとしてこんなことをコメントされました。”分かり難くなるので主語を省略しない方が良い” といった内容。何やら懐かしい記憶が蘇りました。前職でも打ち合わせの最中に理解が追いつけなくなった人が居て、その人曰く、”主語が省略されていて理解が出来なくなった” とのこと。

今回の件も前職の件も、確かに分かり難くなる点は理解しますが、その原因は本当に主語の欠落なのか甚だ疑問でした。コメントの通り、主語を補ったところで自明の主語が出て来るだけな気がして。その主語は話者・発言者であることは明らかだったのです。

足りないのは目的語

省略されて分かり難くなってしまった言葉は、目的語です。”誰に” だとか “何を” に値する言葉。これが抜け落ちていたので、聞いている人が理解出来なくなった模様。なので、ここでの正確なアドバイスは “主語を省略すべきではない” ではなく “目的語を省略すべきではない” です。ただ、後者は語感が悪いです。と言うか聞きなれない。日本語は主語を省略出来てしまうから分かり難くなる傾向がある、という前提知識もあってか、つい口から出てしまうのだと思います。

しかし私は子どもたちの国語の問題を見てますし、英語で主語だとか目的語だとか文法を意識した勉強をずっと継続していますので、その発言に物凄く違和感を覚えました。意図していることはわかるし伝わるので特に指摘せず放っておいていますが、主語だとか何だとか、文法めいた単語を持ち出して何かを語ることは、いざ間違ってしまう場合を考えるとリスクに思えました。足元すくわれてしまいそうです。他人のふり見て我がふり直せ、です。気を付けようっと…。

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