双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

セーフティネットと自立心

   

先日、ショッキングなニュースを web で見かけました。

確か、42 歳の女性と 6x 歳の女性の遺体が部屋で見つかった

と。

死因は餓死。

厳密には栄養失調に伴う心肺機能停止とか衰弱とか

そんなだった気がしますが…。

冷蔵庫の中身は空っぽだったとのこと。

この国の話です。

本当にこの国は先進国なのか。

そんなことも起こりうることは頭で分かっておきながらも

まさかね、といった感覚もありました。

食べるモノに困る人たちが存在していて

救えない国なのです。

自分の子どもたちが将来そんな目に合っていたらと想像すると

何ともいたたまれない気持ちになります。

生き抜く力を子どもたちにつけてあげたいですが

同時にセーフティネットの大切さも再認識する出来事でした。

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失敗に冷たい国

日本は本当に失敗に対して冷酷に思えています。

例えば自分の夢を追ってチャレンジングなことをしても

成功せずに失敗することや人は多く居ると思います。

そんな人たちがどんな目に合っているか。

かなり辛い状況に居るのがこの国な気がします。

音楽の道を目指して失敗して、その後の仕事に困ったり

ビジネスを起こして失敗して、路頭に迷ったり。

成功していても魔が差してゴシップ沙汰となって

メディアから叩かれて表に出られなくなる有名人とか。

何でこうも失敗に目を向けるのでしょう。

私はどちらかと言うと自分に厳しい方だと思います。

なので、自分の失敗に目を向けず

周りにかけた迷惑を気にしていない人を見かけると

イライラするのは事実です。

特にそれが自分と近しい人、

例えば家族だとかなりイライラします。

子どもにはそうなってほしくないので

しっかり教えているのですが

やはり小さな子どもにはまだそれが難しく

最近のイライラはこういうところからきている気もします。

ですが、はっきり言って、他人についてはどうでも良いです。

関わりが全くないメディアの向こうの人とかの失敗なんて

本当にどうでも良い。

勿論、選挙で選ばれた政治家が

国民の税金を使って活動する中での失敗は

メディアの向こうの人とは言え、

選挙や納税を通じて十分関わっているので、感情も湧きます。

ですが、芸能人とか、本当にどうでも良いですが

世間はそうでないのが非常に気になります。

そんな関係ない人のこと気にする余裕、よくありますね、と。

リトライ出来る環境と甘えない精神

社会は失敗にもっと寛容でいるべきだと思います。

そうでないと、誰もが何にも挑戦しなくなります。

その結果、現状維持がずっと続きます。

現状維持はほぼ間違いなく衰退します。

現状維持しているうちに

周り、特に他国が大きく変わるでしょう。

その結果、ジリ貧です。

多くの失敗から大きな成功が生まれますし

失敗を経て、

人は成長してもっともっと多く大きなことを出来るようになります。

でもこの寛容は下手をすると甘やかしを意味することにもなります。

例えば生活保護。

もう働かなくても良いや、となる人たちが山ほどいます。

こういう人たちを動かすことも大事ですが

各自が自分に厳しく居ればそんな考えには至りません。

勿論、そう出来ない人もいますが

まずは自分だけでも何とかしようという気持ちが大事と思いますし

自分への厳しさは自分にしっかりポジティブに返って来ます。

この心構えを子どもたちに身に付けて欲しいと切に願っています。

がしかし、今のところ全然無理そうです…。

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