時代と共に変わる良識・常識
気が付いたらオリンピックが始まっていました 笑
世界の猛者たちが集って
スポーツで頂点を決めるもっともメジャーな大会。
それがオリンピック。
不思議とオリンピックの場合、
これまでスポーツ観戦していなかった人までもが
オリンピックと言うだけで
スポーツ観戦するという…。
私は全くスポーツ観戦しませんので
オリンピックと言えども同じで、
さっぱり興味ありません。
そんなことよりも、
子どもたちのことが気がかりで仕方ありません。
が、疲れたときにたまに目を通す internet の記事で
気になる出来事が目に入りました。
オリパラ関係者の辞任とか解任です。
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過去の非行が足かせに
無知であったり
若気の至りだったり
軽はずみな発言だったり。
今となってはその人なりに悪気が無いところもあるのでしょう。
現在進行形で軽はずみな発言をすることは注意不足でしかありませんし
気を付けようと思えば気をつけられます。
問題は過去の話。
今の自分には過去は変えられませんし
今よりもとても未熟な過去の自分が罪を犯したりミスをすることなど
そう驚くような話でもないのかもしれません。
がしかし、そのような過去を持つ人に
コンプライアンスだとか何だとか言われる時代では
大役を任すことはできない、
と言うのが最近の世論なのでしょう。
でもこれ、なかなか難しい問題です。
例えば、同和問題、というモノがあります。
昔から根付いた差別意識の延長が今にも残るという問題
でもその風習を当たり前にした人たちは
それが基準であり、普通と思って生きてきています。
今、時代が異なって是正されている中、
心を入れ替えたとしても、
過去、普通と思って言動を取ってきた事実は変わりません。
心を入れ替えた人に対して、
その過去はずっと足かせになるのでしょうか。
本人の気持ちと周りの共感次第
まず、過去の話だからといって
許されないことをしたのだったら
それは現在になって時効になるかというと
そんなことは無く
傷付けてしまった人が居るなら
その人に対しての申し訳なさは償いの気持ちを持ち、
行動に移す必要があります。
しかも行動したからと言って免罪となる訳でもなく
ずっと背負い続ける類のモノだと思います。
そういう意味だと
過去の愚行が人生の足かせになるでしょう。
ただ、自分の過ちにしっかりと目を向けて
然るべき対応をし続けた人が居たら
周りの人はその人に対して、共感を持つでしょう。
今回の件も、
過去に取り返しのつかないことをして
それ以来、こんな風に考えて取り組んできて、
この都度、
そんな過ちを他の人が犯さないようにするためにも
自分も貢献したいと思っています。
みたいな態度や表明と説得力があるなら
誰もその人の足を引っ張ることはせず
応援する人が多いのではないでしょうか。
過去のことは変わりません。
過去の常識が現在では非常識になり
むしろ反省すべきことだった
なんてこともあるでしょう。
今の時代の尺度で、
過去から今までの自分自身を測って
償うところは償い、是正する行動は是正する。
この姿勢と取り組みが大事なのだと思います。
