双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

無学は不要な争いを引き起こす

      2021/12/09

先日、真珠湾攻撃から 80 年を迎えたと

ニュースで報じられていました。

私の祖父は

第二次世界大戦で兵役していたようです。

記憶は曖昧ですが

実際に機関銃を操作し、

撃っていたとも聞いた気がします。

そんな祖父の影響もあってか、

もともとの感受性の高さなのか、

私の母親は戦争についての興味と関心が非常に高いです。

そのため、私が幼少の頃に

戦争をテーマにした映画とか

よく目にしていた気がします。

が、私の母親は上手く表現出来ませんが

学識がありません。

というより、考えが浅いというか何というか。

それが不要な論争を巻き起こしかねないと思ったエピソードを

ふと思い出しました。

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感情の入れ方が誤っている

うちの親は

田舎暮らしなこともありますし

物凄く保守的な人です。

まぁよくある日本人像です。

自分たちで海外旅行に行くことなんて、まずあり得ないため、

嫁さんと結婚して間もない頃

ハワイ旅行に両親を連れて行きました。

現地で何かしらのツアーとか申し込む感じの旅程だったので

私の母親に興味ドコロを聞いたのですが

“真珠湾の戦跡” に行くツアーに興味を示しました。

前述の通り、母親の戦争への関心は知っていましたので

そこまで違和感がありませんでしたが

その際、こんなことを言っていました。

戦争が始まって多くの人が死んで。

特攻隊とかで命を落とす若者や親の気持ちに思いを馳せたい

みたいな趣旨のコトでした。

これに物凄く違和感を持ちました。

上記コメントは、完全に日本人視点。

日本人なので、それは間違いではないのですが

ハワイにおいて

攻撃者は日本で、被害者は米国・ハワイの人々。

真珠湾攻撃の戦跡において、

戦争の悲しみの思いを寄せる先は

ハワイの人々向けです。

日本人としては、

加害者の気持ちで過去を顧みるスタンスをとるべきところ。

なぜか母親は被害者・敗戦国・日本のスタンスで居ます。

それは違うと説明しても、

その後に日本人は多く死んでいったし、原爆の被害はもっと大きかった

と言った趣旨のコメント。

どうやら、第二次世界大戦に関わる全ての事象を

日本の視点で見ている模様です。

片方の視点・視座でしか見ないことこそが

争いの種だということに気付いていない模様です。

勉強は必須

このとき程、

勉強が人生に必須であることを痛感したことは

そうそうありません。

私の母親は、残念ながら一生、理解出来ないでしょう。

子どもたちは

なぜ勉強しないといけないのか

といった疑問を必ず持ちます。

勉強して多くの人を助けられるようになって

沢山のありがとうを貰うため

と伝えていますが、

それよりも何よりも

物事を正しく理解して

正しく考えられるようにする必要があります。

戦争映画も、所詮、映画です。

極論、コンテンツでしかありません。

製作者のメッセージ性が反映されますが

商業コンテンツであることには変わりありませんので

日本人がある意味、楽しめるモノになっているのです。

戦争の悲惨さを映画で触れて、戦争撲滅を想い、平和を愛しますが

被害者面をしてそれを想うのは違うと思います。

日本も被害者だけでなく加害者であったことを

忘れてはいけません。

そういった俯瞰的な理解もまた

勉強が必要な理由と思っています。

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