納得の敗北 (難関小学校に合格する家庭)
先日、
うちの子どもたちが私立小学校に進学することになった
と記載していました。
もともとは学区内の公立小学校に
自然体で進学していくと思っていましたが
嫁さんが関心を持ち始めて色々と調べていくにつれて
子どもたちに小学受検を挑ませることとなりました。
かなり出遅れたスタートで、
年中さんの 3 月からの取り組みとなり、
そこから 11 月の受験までだったので
8 カ月の受験戦争。
随分と大変な日々でしたが
全国統一模試で難関校を狙う子どもたちには
全く敵いませんでした。
世の中には天才が居るものだ
と敗北感に浸っていましたが
勝てないのも道理・納得のいく話でした。
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有名人の子の私立小学校進学
有名人の子が
私立小学校に進学する話をニュースで目にすることがあります。
うちの子どもたちの受験の取り組みをするまでは
ほぼ 100% くらい その進学は親のコネや七光りによるモノ
と思い込んでいました。
事実、そういう側面もあるかと思いますが
子どもたちと受験に取り組んで、考えが変わりました。
受験をうまく対応できていない子が合格していると
かなり違和感が出ます。
本来、合格できない子がコネで合格していると
確実に目立ちます。
受験対策でしっかり身に付けて受験でもうまく出来た子と
そうでない子の言動は明らかに違うのです。
もし本当にコネだけで合格を貰えている子が居るなら
それはもうあからさまな感じになってしまいます。
そんな中、6 年間の学校生活を過ごすことが
どれ程気まずいことか…。
という訳で、有名人の子だからと言っても
顔パスといった訳でも無いように今は思えています。
それを更に裏付けた話を目にしました。
とある有名人夫婦の子が有名難関小学校に複数合格したようです。
が、この家庭の受験の取り組みが半端なかった…。
6 年間 v.s. 8 カ月
うちは前述の通り、8 カ月でした。
勿論、難関校ではなく、強いて言えば中堅、といった感じ。
で、前述の有名人夫婦の子は、
0 歳児の頃からフィットネスと英語の教育を受け、
1 歳になると知育に取り組む保育園に入園したようです。
コネや顔パスで合格するならそんな徹底した取り組みをしませんよね…。
このニュースの記事で、小学受検を取り扱う企業の代表が言うには
難関小学校に挑む子は、0 歳児から取り組むのも珍しくなく
週に 3-4 回、塾にも通うそうです。
そして 3 歳からは全力投球で受験対策に挑む、とも。
そんな子どもたちが全国統一模試で高スコアを取っていたというのも
納得のいく話でした…。
うちは 8 カ月の間の取り組みで悶絶していましたが
そもそもそんな領域に辿り着ける代物では無かったのです。
知育や IQ とは真逆に位置するのが
非認知能力の開拓です。
うちの子どもたちが通う保育園は
非認知能力に重きを置いているので
なおさら、受験の取り組みは相性が悪かったように思えます。
勿論、子ども自身に才能があれば例外的な話になるでしょう。
才能のある子は、どのタイミングで何をしても良い結果を出します。
誰かの参考になるかと思い、小学受検について綴っていますが
ご自身のお子さんのコト・状況を踏まえて
今回の内容も参考にしてみて下さい。