計算量が多い単元は難アリ

このブログでは最近よく触れていますが、うちの子どもたちは中学受験に向けて毎日頑張って勉強しています。昨年度の 2 月から、子どもたちはまだ小学 3 年生でしたが、中学受験業界ではもう新 4 年生扱いされ、勉強のカリキュラムも中学受験を意識したものにガラリと変貌しました。新しい勉強スタイルに子どもたちおよび私も翻弄され、手探りで取り組んでいました。6 週に 1 度、まとめのテストがあり、そのテストでは平均点や自身の偏差値や順位も如実に集計されます。最初のテスト結果は二人共結構ビックリするくらい期待外れのモノとなってしまい、勉強方法をどう改めて良いのか途方に暮れました。
それからもう何度かそのまとめテストを受けていますが、ここで子どもたち 2 人に差が出てしまいました。二人に促している勉強方法や量は同じだったのですが、竜太は勉強時間に集中せずに中断して歩き回ったり、机に向かいながらもボーっとしたり何か別のモノを触って遊んでいたり。竜子は割と真面目に取り組んできたためか、二人の成績差は明らかなモノとなってしまいました。が、二人に共通した弱点はまだ残っていたりします。計算量の多い算数の単元です。
スポンサーリンク
計算時間と精度共に不足
例えば複数桁同士の掛け算だったり割り算だったり、約数とか倍数を扱う問題は、計算する量が他の単元と比べて多いように思えます。計算量が多いためか、子どもたちもモチベーションが上がらないらしく、しかもいざ時間を測って取り組ませても、案の定、制限時間内に解き終えない状況に。また、平均を算出するような問題も厄介です。平均の算出には、全てのスコア等の合計を算出し、その後に人や時間などで割り算しますので、子どもたちからすると面倒で仕方ないと思います…。
更に厄介なのは、子どもたちの計算の精度です。小さな頃から計算問題には取り組み続けていますので、計算速度や精度に困ることは無いと信じたかったのですが、残念ながらそんな都合の良いことにはなりませんでした。特に竜子の計算ミスは酷く、割と在り得ない間違いを繰り返してしまっています。
集中力の無さが弱点、か
うちの子どもたちはとにかく集中力が足りません。特に酷いのは竜太です。勉強中の勉強の優先度はかなり低いらしく、その他のことに首を突っ込んだり取り掛かったりして、何かと勉強以外を引き合いに出して理由にして、とにかく勉強を中断する大義名分を作ろうとします。一番多いのはトイレ。次にお茶とか自身の爪が伸びているので切ろうとしたりとか。後は竜太以外で成り立っている会話にも平気で入ってきます。タイマーを使って取り組ませても効果がありません。時間を測っていることに対するプレッシャーや責任がさっぱり無いらしく…。
竜子も結構同じような傾向があります。ただ、竜太と違ってやたらと中断することは無いので、何とか取り組みを終わらせるように頑張れています。が、やはりダラダラと取り組んでいる節はあるため、スピードが要するような問題量だとか計算量になると分が悪くなります。
前述しましたが、子どもたちは小さい頃から計算問題を練習して来ました。それなのに結局こうなっていることを鑑みると、あまり早期に計算問題に取り組み始めたところで意味が無かったのかもしれません。もしくは、それがあったので今くらいのレベルになれているのかも、ですが、取り組まなかった場合と比較できないので何とも言えません…。いずれにしても、親としてはガッカリ感を否めなかったりします。