双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

努力の末の絶望感と現実

   

このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたち、コツコツと色々なことに継続的に取り組んでいます。その中の取り組みの一つに水泳があります。子どもたちは毎週日曜日に水泳教室に通って泳いでいます。当初は全然泳げなかったのですが、小学生 1 年生の夏過ぎくらいから通い始めたように気がしますが、あれから 2 年が経ちました。竜子はクロール、背泳ぎまで合格して、今は平泳ぎに取り組んでいます。一方の竜太は、クロール、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライを合格していき、今では 4 種それぞれで泳げる距離を 50m とか 100m とか伸ばしたり、タイムを競ったり、そんな感じの目標になった練習となっています。

小学生にとって、竜太のクラスは割と最終的に辿り着くグループで、ここに集う人たちやここで長い間練習している子たちは猛者な感じ。その中で練習する竜太を見ていて、ふと、世の中の構造を感じてしまいました。

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力を付けて行きついた先の現実

何かに秀でているモノゴトは、たいてい、自身の周りの人たちと比べて逸脱していて、たいてい、周りから凄いと称賛を受けます。そして自分は凄いのだと自信を持ちますが、その自信は “勘違い” も含まれています。池の中の蛙 大海を知らず です。それを痛感するのは、色々なところで凄いと言われて来た人たちが集うグループに入ったときです。

分かりやすい例が進学時の受験です。みんな一生懸命勉強して力を付けて、狭き門を何とか通り合格となる訳なので、そこに集う人たちは選りすぐりの人たち。それぞれがこれまで頑張って来たし結果も出してきているから、きっとその集団の中でも十分対等に渡り合えるし何だったら優位に立てるという錯覚すらあります。がしかし現実はそうではなく、そういった集団に属する人たちはやはりこれまで帰属していた集団の人たちとは格が違うのです。そして状況を冷静に見渡すと、自分がその集団の中で下から数えた方が早いようなポジションにいることが見えてきます。これが現実です。

上には上がいる競争の螺旋

頑張って這い上がった先で底辺を感じて、そこでも挫けずにまたのし上がって次のステージに行くとまたその先で底辺を感じる。世の中、これの繰り返しです。なぜなら、上には上がいるからです。三角形、ピラミッドみたいになっていて、上に行けば行くほど、横幅は狭まっていて、その集団に属する人数は少なくなります。つまり上に行けば確実に自分より下の人たちが圧倒的に多い状態にはなりますが、それでも横や上にはまだまだ人が居ることを痛感します。むしろ上に行くことで見えてくるモノゴトもあり、目指している先は途方も無い高みであることを再認識してしまいます。

そして上に行ったら行ったらいったで、横や上との競争も続きますし、下から上がって来る人たちに引きずり降ろされないようにする必要もあり、永遠に続く競争の螺旋が続きます。グルグル、グルグルと、終わることのない競争がずっと続く感じ…。

竜太は今、水泳が上手な集団に入ったところ。これまで各クラスで先頭だったり 2 番手で居ましたが、今では後ろから 2 番とかです。ここが踏ん張りどころです。こういった仕組みに気が付く良い経験。生き残る力を身に付けてほしいものですね。

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