映画視聴 : すずめの戸締り

たまたまですが、最近、映画を観る機会がいつもより多くなっている気がします。完全に現実逃避です。毎日、公私共々、背負っている責任を一生懸命果たそうと頑張っていますが、不思議と感謝されることが滅多に無く、気持ち滅入っています。まぁ仕事についてはまだまだ一人前の出来栄え・パフォーマンスではないのだと思いますので、厳しく評価されているのだと思います。家のことについては、子どもたちに対して全力で尽くしていますが、誰からもありがとうと言われることはありません。何やら私が尽くすことは当然と思われている節があります。
といった感じの日々なので、現実逃避も頷けるかと思います。で、最近、現実逃避に視聴した映画は すずめの戸締り です。
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地震を巡る物語
あまり詳細を記載するとネタバレになるので記載は割愛しますし、専門家でもないので深い考察は避けたいと思いますが、結論から述べるとこの映画、結構面白かったです。日本を舞台にした物語で、避けたいものの日本では避けられない自然災害、地震を巡るお話です。
宮崎で生活する主人公が、とあるきっかけで日本各地を旅することになりますが、いずれも地震に関係している地域。各地域で偶然の縁があって助けて貰える仲間に出会いながらの旅となります。各地域の仲間とはその地域から旅立つ際にお別れとなりますが、出発から一緒に旅を共にするパートナーと主人公の絆も少しずつ深まっている様が見て取れます。
話は割と纏まっている
普段はあまり前情報無く映画を観ていますが、今回は何となく少し評判を気にしてから見ました。特にお子さんと一緒に視聴した方の評価を。その評価では、最後の方良く分からなかった、といった意見もあったので、最後はフワッとして終わる感じかと思っていましたが、そこまで難解に感じることも無く割と纏まっていた気がします。
もしかすると、子ども目線で最後分からないといった評価をしている人が居るのかもしれません。まぁ確かにまだ小さな子どもには難しいかもしれません。小学生高学年だと何とか大丈夫かも、といった感じ。と言う訳で、我が家も子どもたちと一緒に観る映画としては取り扱わず、私一人で視聴して良かったとも思えています。大人目線でこの映画を観ると、やはり良く出来ていると言えると思います。特に日本人にとっては地震と切れない運命を背負っていることもあり、そんな地震をこんな風に扱って興味深い物語が作られるのもまた何か不思議な思いがするのかも、です。