竜太の読解力が相対的に下がる理由

このブログは子どもたちが生まれることを機に始めた育児ブログです。主に子どもたちとの生活を中心に綴っていますが、子どもたちももう小学 4 年生。中学受験に向けた取り組みが本格化しており、時間の多くを勉強に費やしているためか、このブログでも勉強や成績について触れることが多くなっています。子どもたちは一生懸命、勉強に取り組み続けていたのですが、それでもやはり、競争が激化している中学受験の問題だとかそこに向けた勉強においては、小学生の本質的な学力の程をしっかり見抜けるようになっていると肌で感じます。うちの子どもたちが頑張って来たことは事実ですが、だからと言ってやはり頭の良い人たちと比べると残念ながら見劣りしてしまいます。
だからと言って、もしそういった人たちの中に入りたいのであれば諦める必要は無く、通っている塾や学校の先生のアドバイスを真摯に受け止めて、一生懸命、他人より多く努力すれば少しずつ近づけます。が、頑張り方にも正しい方法とそうでない方法もあり、いくら時間を費やしたところで正しくない方法で取り組み続けていてはその差はいつまで経っても縮まりませんし、むしろ大きくなっていくように思えています。最近、竜太の読解力がまさにそうなっていることを再認識してしまいました。
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解説を読まない竜太
子どもたちには、塾で案内されている正しい勉強の取り組み方を何度も促して来ました。最初のうちはそれに倣って取り組むのですが、少しずついい加減になり、気が付けば我流になっています。その都度、取り組み方を修正するのですが、また暫くすると我流に戻っていきます。
特に致命的なのは竜太の読解問題に対する取り組み方です。竜太は読解問題が物凄く苦手で、いつも国語のテストでは壊滅的な点数になってしまいます。読解問題が大きく 3 題および知識問題が 1 題という構成において、いつも読解問題の 1 つはほぼ無回答だったりします。そもそも読むスピードが遅すぎますし、読めたところで問われている内容の理解と回答を探すのが遅いです。また、読めた部分においても正答率は結構低いので、結局得点はかなり残念な結果になります。
という訳で、竜太は読解力の強化が必要な状態なのですが、いつも読解の演習問題だとか練習問題をいい加減に扱い、丸付けして終わりになっています。解説を読んでなぜ自分の答えは誤答で、なぜ正答は正しいのか、といった確認を怠っています。
日々の差が積み重なり大きな差に
竜太が取り組む読解の演習問題だとか練習問題は、通っている塾の宿題です。宿題の取り組みには勿論、解説を読んで確認するところまで入っていますので、竜太と同学年の子たちはそれに従い読解力を養っています。竜太は解説を読んでいない分、読解力があまり強化されていないことになりますので、正しく勉強している子と比べて毎日少しずつ読解力強化量に差が生じます。その差が毎日積み重なりますので、平均点や偏差値や順位が出るような復習のテストを受けるタイミングでは如実に現れます。竜太は平均点に届きませんし、順位が下過ぎて評価不能な程に…。
こういった事態に陥っていることを一番自覚すべきは勿論竜太です。最近、また解説を読んでいなかったことに私が気付いたのでこういった反省や考察が出来ますが、竜太は勿論自らそんなことをしません。本当に一体何を考えているのだろう…。志望校に向けて頑張ると言いながらこの様です。竜太は必要量の努力をすることをしっかり勉強していると言うのではなく、自分なりに頑張っている状態をしっかり勉強していると捉えていて、未だにずっとマイペース。竜太の考えでは合格まで辿り着かないことを何度も教えていますが、いつもどこ吹く風。本番迎えて失敗するまで気付かないかもしれませんね…。