双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

Empty calories のような勉強

   

このブログは子どもたちとの育児生活を綴った育児ブログです。子どもたちはもう小学 4 年生。そして二学期が終わり、本人たちにとっては待望の冬休み。冬休みはクリスマスやら大晦日やらお正月やら。日本人は島国文化で保守的と言いながらも、割と多様な文化を受け入れて楽しめる不思議な性質を持ち合わせており、色々なイベントを良いように捉えて楽しんでいるようにも思えます。

小学 4 年生の 12 月が終わろうとする子どもたちは、このまま 1 月を終えて、遂に受験勉強を本格スタートしてから 1 年経つことになります。通っている塾では定期的に復習の位置付けのテストがあり、平均点やら順位やら偏差値が出て来ますので、志望校の難度の目安となる偏差値と見比べてしまい、足りていない点が心落ち着かない感じとなります。本人たちも手応え無く勉強を続けるのも大変なので、何とかこういった定期テストで成功経験を持たせたいと思うのですが、なかなかうまくいかず。クリスマスというのに結構勉強に頑張る子どもたちですが、ふと、この頑張りは食べ物で言うところのエンプティカロリーになっていないか不安になりました。

スポンサーリンク

勉強の量の中の質がイマイチ

エンプティカロリーとは、カロリーだけあって体に必要な栄養素があまり含まれていない食べ物のことを指します。というのが私の理解なのですが、専門家でもありませんので間違っている場合はご了承下さい。詳しくは専門家に教えて貰って下さい。

同じようなことが子どもたちの勉強で起きていると思ったのは、勉強の取り組みにおいても、ただ淡々と取り組んで伸ばせるような学力も無くも無いのですが、より競争が激しい試験で勝ち上がるようなことを求める場合、かなり意識的に注力しなければ伸ばせないモノが多々あります。しかもそれを小学生が取り組むとなると至難の業です。例えば計算間違いをなくすためには自身に厳しく律して検算を素早くしたり、両手の指を駆使して問題の情報を素早く確認したり。これを試験のみで実施することは不可能ですので、普段の勉強の中でそういった緊張感を持って常々取り組むと言ったストイックさが必要となります。また、難問を解く力を身に付けるためにも、常に演習問題の重要なエッセンスや考え方のポイントは何かを意識したり見抜くような取り組みが必要です。逆に言えばこういった意識が無いまま勉強を何時間も繰り返したところで、何も力が備わっていないようにも思えて来ました。

意識散漫の練習にもなり兼ねない

エンプティカロリーだけならまだしも、むしろ下手になる練習になってしまっていないか最近は心配になることも多々あります。前述の通り、かなりの意識を集中させて勉強すれば力になりますが、そうでない場合、注力せずに取り組むことを鍛錬してしまいます。つまり、前述の例では計算ミスを続ける練習になってしまうということです。そうすると、計算ミスの習慣はより強固にこびりつきますので、これを引き剥がすためには更なる力学的な力を必要となり困難さが増します。

といったことを最近は心配しているのですが、親の立場では勉強に挑む小学生の子どもたちに何も出来ず。勿論、口を酸っぱくして注意や警告はするのですが、年齢を重ねていくお子さんをお持ちのご家庭ならわかると思いますが、親の発言がどんどん響かなくなっていきます。まだ表面上は分かったと言ってくれるだけマシかもしれませんが、全然行動が伴っていないあたり、本心での納得は無いようです。行動に伴うくらいの納得感が無ければずっとこのままになるのですが、子どもたちが 6 年生になって受験するまでの期間は刻々と少しずつ近づいて行っていますので、不安極まり無いです。

にほんブログ村

↓1 日 1 回の応援クリック、よろしくお願いします m(._.)m にほんブログ村 子育てブログへ
にほんブログ村

人気ブログランキング

↓1 日 1 回の応援クリック、よろしくお願いします m(._.)m 育児人気ブログランキングへ
育児 ブログランキング

Facebook ページ

 - 子育て, 学習, 父も勉強