保育園事情
2016/08/24
生まれる前に保育園の申し込みが必要でした。
保育園事情というのはかなり深刻だと会社の同僚から伺っていましたが、
自身の体験となって初めて実感しました。
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3 種の保育施設
保育施設には以下の 3 種があります。
- 認可保育所
- 認証保育所 (東京のみ)
- 認可外保育所
細かい内容の説明は省きますが概要レベルの説明を記載します。
認可保育所
国が定める保育に関する基準を満たし、国から認められている保育施設。
公費で運営されており、入園希望も自治体に提出。
保育料も自治体が世帯毎の収入に応じて設定。
高収入世帯ほど、保育料は高くなります。
認証保育所
東京都の定める保育に関する基準を満たし、自治体から認められている保育施設。
入園希望は各保育所に提出。保育料も各保育所毎が設定。
認可外保育所
認可外は認可、認証のいずれでもない保育所。こちらも入園希望を各保育所に提出。
国や東京都の基準を満たしていても、満たしていなくても、
とにかく国や東京都に認められていない保育所。
基準に縛られることが無いため、独自の運営等が出来るのかもしれないですね。
認可の保育所への申し込み事情
認可保育所への入園申し込みは毎月の募集と 4 月の大きな募集があります。
ただ、毎月の募集は 1 保育園で 1 枠発生するかしないか、といったレベルです。
4 月の大きな募集時には、
0 歳時入園の枠数よりも、1 歳時入園の枠数が圧倒的に少なく激戦区になります。
なぜかというと、産後の休暇は一般的には 1 年だからです。
1 年産休取って社会復帰しようとしているのに、
そこでの認可保育園への入園希望が激戦区という現状なのです。
また、入園希望の家庭の保育施設を必要とする度合 (点数) で優先度をつけて
点数が高い家庭から決まります。
双子の場合、2 人とも同じ保育園にしなければタイムマネジメント的に破たんします。
自治体によりますが、うちの自治体は双子とは言え優遇されません…。
例えばある保育園に兄が居る状態で、
弟を追加希望するときには兄弟ポイントが加算されます。
うちの自治体は、双子であっても兄弟ポイント程度しか付きません。
また、この入園の優先度を決める点数は、共働きであれば高得点になります。
ただし、うちの自治体では同一点数での比較時には所得が低い家庭から選ばれます。
なぜなら認可保育所は福祉施設だからです。
つまり、残業多くてバリバリ働く夫婦はサービス残業でない限り、
保育園の選定で不利ということになります。
本来、仕事等で育児時間を取れない家庭のためのサービスのはずが
時間がない方が不利という結果になってしまいます。
認可が無理なら認証・認可外を使えばいいじゃない ?
それについては次回の投稿で触れたいと思います。