価格に転嫁されているモノ
2019/12/07
仕事、家事、育児で毎日忙しく生活していますが
忙しいときの手段として、
お金で時間を買う
というモノがあります。
例えば家事代行サービスが顕著な例かもしれません。
それだけでなく、
普段の食料品だとか消耗品の買い物をする際も
近所のスーパーで全て買い揃える方法もあります。
例えば、
xxxx はココが安くて
yyyy はあそこが安くて
zzzz はあっちが安いので
それぞれ周って買おう
とする行為は逆に
時間を使ってお金を稼いでいる or 節約していることになります。
それに比べ、前述の近所のスーパーで買い揃える案は
各店舗周る時間が発生しないので、時間が生まれる。
その代わり、各品、最低価格での買い物ではないので
割高な買い物も含まれるかもしれなく
得た時間の対価に思えます。
このように、
お金は何かの対価だったり代金だったりする訳ですが
この意味で、あまり好きではない買い物がいくつかあります。
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コンビニでの買い物
最近、稼働効率・経費削減・体力面の課題、などなどから
コンビニの時短営業が進みつつあります。
24h 営業をしたところで
深夜に来るお客さんの数は少なく
少ないお客さんのために
店員を配置する費用だとか
その予算が無いので店長自らその役割を担い疲弊するだとか
そんなのが課題になっているみたいです。
で、コンビニに売られている商品の価格ですが
原材料や製造・配送に伴うコストは勿論含まれていて
なおかつ、前述のような人件費も入っているのです。
とすると、
24h 営業している利便性を不要とする人が
コンビニでモノを買うと
割高な値段設定になっていて、割に合わないかもしれません。
そんな人は、スーパーで値引きされたモノを買うべきです。
一方、忙しい人だとか、深夜・早朝で買い物する必要がある人は
まさにコンビニのサービスが適切で
妥当な価格をお支払していることになります。
コーヒーショップでのお持ち帰り
他の例としては
スタバ等のコーヒーショップがあります。
コーヒーや飲食代には
店舗の人件費のみならず、場所代も入っています。
コーヒーを買った人が、店舗で休憩して飲むこともあります。
そのため、店舗はお客さんがリラックス出来るような
テーブルとチェアを用意し、その空間を確保します。
その場所代は、売上で賄うことになりますので
前述の通り、コーヒーや飲食代に含まれている訳です。
一方、コーヒーショップでコーヒー等を購入する人で
お持ち帰り・テイクアウトする人がいます。
この人たちは、店舗のテーブルやチェアも不要ですので
場所代が含まれたコーヒーは割高です。
味の比較はさておき、
この人たちは、コーヒーショップ以外が提供する
お持ち帰り可能なコーヒーで十分なのです。
例えば、コンビニのコーヒーとか。
全てのサービスや商品の価格に
顧客が買いたいモノ・買うべきモノの費用だけ構成されていれば
こんなことにはなりませんが
例えばお持ち帰り価格とイートイン価格を分けるといった
そんな値決めをしてしまうと、オペレーションコストが増えそうです。
なので、一律同額にしているのだと思いますが
この記事を書きながら、
消費税増に伴う軽減税率施策は
問答無用で、
オペレーションコスト増の原因になりますよね。
色々な店舗で避けたい内容のはずですが
法となり執行されてしまうと逆らえないですよね…。