レジ袋規制って意味ある ?
2020/04/25
毎日、コロナ、コロナ、ですね。
外出自粛のため
可能な限り外に出ないようにしています。
その意味においては
あまり細かく食料調達をせず
数日に 1 回、やもすると週 1 といったペースです。
で、最近、マイクロプラスチックの問題もアリ
プラごみとして扱われてしまう
レジ袋が有料化されています。
そんな流れになる前から
エコバックは常に鞄に忍ばせていたので
そんなに困ることは無いのですが
レジ袋規制およびエコバッグ利用が
果たして環境問題の解決に向かっているのか
甚だ怪しく感じてきました。
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あまり耐久性が無いエコバッグ
使用するエコバッグと使い方次第と思いますが
割と一般的と私が勝手ながら思っているエコバッグは
ナイロン製のやつです。
ペラペラですが、
折り畳むことで鞄の中に忍ばせても邪魔にならなく
広げると意外と容積も大きく沢山モノが入ります。
まぁ使い勝手は良いのですが
割とすぐ、ボロボロになります…。
取っ手部分や生地を縫い合わせている部分が
どんどん ほつれて くる感じ。
作りがしっかりしたエコバッグでも
何度か利用して洗濯していると
やはりそのうち、ほつれてきます。
とは言え、レジ袋は 1 回使ったら終わりだけど
エコバッグは複数回使えるから環境に良い
という考えが一般的と思います。
がしかし、エコバッグも生産過程があり
1 つ作るために生じる環境への負荷があります。
これを回収するためには
布バッグで約 840 回、
オーガニックコットンの袋で約 2,400 回、
繰り返しの利用が必要なようです…。
例えば布バッグの場合、ほぼ毎日使っても 2-3 年です。
数日に 1 回だとかの頻度でも 2-3 年経つ前に
前述のように ほつれて 使えなくなると思いますので
実は全然、エコバッグはエコじゃないのです。
レジ袋は効率的
前述の通りエコバッグは
かなり多くの回数を利用しないと
環境への負荷を回収出来ません。
なので、もちろん、1 回使うだけでエコバッグを捨てると
環境への負荷は絶大です。
一方、レジ袋はどうか。
レジ袋生産の 1 枚あたりの環境への負荷は
エコバッグと比べて極小です。
しかも、レジ袋はゴミ袋としても使えます。
1 回買い物で使ってその後ゴミ袋として使って捨てても
環境への負荷は全然大きくありませんし効率的です。
では、マイクロプラスチックの問題についてはどうか。
エコバッグ使って生活したとしても、
ビニール製のゴミ袋を買って使いますよね。
一方、ゴミ袋としてレジ袋を使うと
ビニール製のゴミ袋を買う代わりになります。
どちらにおいても、
何かしらビニール製のゴミ袋を使うことには同じなので
両案の環境の負荷は同じと思います。
という訳で、エコバッグの施策は全然理にかなっていないのです。
むしろ、マイクロプラスチックの問題の原因は
もっと他にあるように思えてきています。
それはまた後日、触れたいと思います。