言語能力が弱めの竜太
このブログでは以前も触れていたかもしれませんが
竜太は竜子と比べて
言語能力が少し弱めです。
と言っても、年齢相応の個人差の範疇と思いますが
嫁さんが子どもたちを授かり、出産後に初めて親となった立場で
竜太と竜子を同時に育児していますので
どうしても両者を比べてしまいます。
片方が上手く出来て、
もう片方が出来ないと、
やはり目立ってしまいます…。
個性として受け入れたい気持ちは物凄くあるのですが
個性を消してしまうような出来事は
人間の社会生活においては沢山あって、
家族外からそんな指摘を受けると、異様にイラっとします…。
そんなこと、親である嫁さんと私は
重々把握だし、心配しながら育児しているよ、と。
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相対表現が苦手
KUMON の算数に取り組んでいる中、
多くはありませんが
稀に文章問題が出てきます。
その中で、
A 君より B 君は xx 個多く持っている
と言った表現の文章が
竜太は物凄く苦手な模様です。
“多く” がわからない
と何度も繰り返しています…。
最近、ようやく雰囲気を掴んだらしく
竜太が 2 個持っていて、
お父さんは竜太より 3 個多く持っていたら
お父さん、何個持っているかな?
と問うと、真剣な顔をして考えて
5 個。足し算。
と正答します。
そこまでわかっているなら、と思い、
躓いている KUMON の問題に再度目をやり
A 君が 120 個持っていて B 君は A 君より 30 個多いんだって。
B 君は何個持っているかな ?
と聞くと、これまた真剣な顔をして
120 x 30 の筆算を書きだします…。
大きい数字の問題は掛け算と錯覚しているのかもしれないです。
いずれにしても、まだ言葉の意味を咀嚼出来ていないらしく
もう一歩、足りない感じです。
小さな子どもの評価方法
竜太の中で語彙力が少しずつ膨らんでいるとは思いますが
まだまだ不十分です。
なので、
正確な表現を知らないモノや覚えられていないモノについては
それに近いモノが代替されてしまっているようです。
例えば、ランドセルを見て、リュックと言ったり。
沢山ある、と表現すべきところが、大盛りと言ったり。
子どもならではの可愛らしい間違いですし
大人でも適当な表現で済ませる人が山ほど居る中で
事に幼児向けの学習となると
これらを是正しようとしたがります。
正確な名前を覚えるように、と。
そんなの、真の意味の知力に関係ないと思うのですが…。
大きくなったら自分で訂正出来ますし
そんなのよりももっと他に評価すべきことが
小さな子どもには沢山あると思います。
幼児向けの学習、という狭いセグメントに限っているので
それはそれで仕方ないにしても
もっと小さな子を幅広く評価出来るような
そんな仕組みが必要に思えています。
評価対象のパラメータだけ発育が良い子は高得点ですし
評価対象ではないところが上手な子は
“出来ない子” 扱いされてしまいます。
それって未来の可能性を思いっきり潰しているように思えるのです。
大人は小さな子どもの長所をしっかり見て評価できる世の中になると
本当に良い人材が生まれてくると思います。