自己肯定とストイックの両立

このブログは子どもたちが生まれることを機に始めた育児ブログです。長い間、独身生活をしていて、そこから結婚して幸いにも子どもを授かり、明らかに人生のターニングポイントになったと思います。双子の親という少し珍しい生活が他の人の何かヒントになるかも、という考えが主な理由でしたが、そんな人生のターニングポイントから日々の生活を綴っておくことには私にとっても何か意味があるかもしれないと思い、こうして細々と続けています。
案の定、育児を通じて学ぶことは多く、色々と考えさせられます。大人にも通じる悩みもあったりしますし。例えば、自己肯定とストイックさはどうバランスを取れば良いのやら。
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達成を喜びつつ客観視も忘れずに
このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたちは中学受験に向けて塾に通っています。基本的に塾の授業では、冒頭に、前の週の授業の内容が出題範囲となる復習用のテストに取り組んでいるようです。難度はそこまで高くありませんが、テスト時間がかなり短いです。なので、小学校で受けているようなテストの難易度と思うと痛い目に合います。
という訳で、90-100 点が当たり前ではないテストということもあり、我が家の目標は 80 点です。先日、いつものように子どもたちは塾の授業似出席して、復習のテストを受けてきました。点数は何とか 80-90 点。何とか達成です。その達成に安堵し、勿論喜ぶのですが、それと同時に客観視も必要です。なぜなら、テストの難度はいつも一定ではなく、簡単で多くの人が 100 点を取っているような回もあったりするからです。
サンプリング数は少ないが、一つの判断基準として
塾の先生にも依存しますが、今の先生はテスト後に隣の席の子と答案用紙を交換して丸付けをさせるようです。で、うちの子どもたちはそれぞれ別のお友だちと隣になりそれぞれのお隣さんの丸付けをしたようですが、二人共、算数は 100 点だった模様。たまたまかもしれませんが、うちの子どもたちのお隣が 2 人とも 100 点だったということは、恐らく 100 点が多いテストだったのかもしれない、と考えられます。とすると、竜太の 80 点、竜子の 90 点は目標達成で喜ばしいものの、諸手を上げて喜んでばかりもいられないという判断にもなります。
何も子どもたちの今回の達成を軽視して、頭ごなしに至らなさを指摘する訳ではありませんが、客観的に自身を見て不足に気付いてそれを埋める努力と姿勢を持つことを、どうにか子どもたちにも身に付けて欲しいと願っています。子どもたちはこんなに頑張っていてもまだまだ追うポジション。先の方に追い付きたいのであれば、他者より多く頑張らないといけないのですが、果たして子どもたちにその自覚が芽生えるのか否か…。