竜子の自信の根拠 (ピアノ、レパートリー)
最近、このブログではよく触れていますが、年明け (2023.1) あたりから竜子のパフォーマンスが頗る悪いです。モチベーションが無くなったのか、他への興味が強くなったのか、自我が現れてきたのか、いずれなのか全てなのか定かではありませんが、毎日の取り組みの中でよく寄り道をしてしまい、時間を浪費しています。その結果、竜太よりも未達となりその日が終わる毎日となっています。数日そんな日がある分には問題ありませんが、こんな日が毎日続いていますので、取り組み量で言えば竜太と結構な差が出てきています。竜子の方が竜太よりも筋が良いこともあるので、その才能で何とかアドバンテージを保てているかもしれませんが、逆転するとまたプライドが傷ついて更にパフォーマンスが悪くなりそうです…。
この竜子のパフォーマンスの悪さは竜太が得意なピアノでも該当しており、竜太よりも少し苦手な感じがある分、余計に質が悪い感じです。が、本人は妙な自信を見せることがあり、それを疑問に思っていましたが、何となく謎が解けた気がします。
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練習課題曲への取り組み
うちの子どもたち、YAMAHA 音楽教室に月 3 回くらいのペースで通っています。子どもたちの出席しているコースはジュニアアンサンブルコースというもので、他のクラスから比べると一番難易度が低いモノと思われます。難易度が低いながらも、自宅で練習してきて先生にみて貰って合格を頂く取り組みについては、自分のペースで練習できるため、竜太も竜子も他の子よりも早いペースで合格を貰えています。
特に竜太はスイスイ合格していっているので凄いのですが、竜太はそれよりも少し出遅れる感じです。竜子の性格上、竜太に負けていることがプライドを傷付けてしまいスネてしまい兼ねないので、先生に聞いて貰おうとしている曲をしっかり練習するように声掛けしています。が、前述のように色々な取り組みにおいてパフォーマンスを出せないでいる竜子は、時間不足に陥ることが多々あり、ピアノの練習も不十分に見受けられます…。
不思議な自信
竜子に次のレッスンで先生に聞いてもらう曲はどれにする予定か聞くと、これ、という曲名がしっかり返ってきます。が、竜子がその曲を弾いているのを聞いていると、全然まだまだスムーズに弾ける感じではなく、行き詰まったり引き直したりを繰り返しながらの段階だったりします。
そんな感じだと合格厳しいんじゃないかと問うてみると、竜子の回答は意外なもので、合格できる気満々だったりします。どこからそんな自信が現れるのだろうと不思議に思っていました。で、レッスン当日を迎えると、案の定、合格できないで居たりして、私的には “ほらね” という感覚でいます。
が、ようやくその曲をクリアして、翌週、別の曲にトライした竜子。私や嫁さんからすると、やはりスラスラ弾いている感じでも無いので、多分、合格はしないだろうなぁと思っていたら、先生に聞いて貰って部分的に弾き直しとかしながら、何と合格が貰えました。アドバイス貰った部分含めてまた家で仕上げの練習してきて翌週合格という流れかと思ったので、意外や意外、です。恐らく竜子はこのサジ加減を肌感覚で理解しているのだと思います。物凄くスラスラ完璧に仕上げなくても、合格貰えることはある、と。竜子の自信はこういった経験値から来ているように思えてきました。実に鋭い感覚ですが、それで自分に厳しくして努力することの妨げにならないか不安になります…。