映画視聴 : のび太と夢幻三剣士
このブログでは何度も触れて来ましたが、うちの子どもたち、就学前はあまり動画コンテンツに触れる機会が少なかったこともあり、幼児向けの平和な内容のモノではなくちょっとスリリングな感じがする動画はかなり苦手でした。怖がりの性格も相まってか、少しでも不安な雰囲気が漂う動画はすぐに give up してしまう程。小学校の生活では、たまに映画鑑賞となる場合もあるらしく、流石に ドラえもん の映画すら見れないのは学校の運営に支障が生じると思い、少しずつ映画を家でも観ることにしていました。そしてようやく ドラえもん の映画くらいは観ることが出来るようになり、先日、遂に もののけ姫 も観ることが出来ました。
という感じで、我が家では時間に余裕のあるタイミングで、自宅にて Amazon Prime ビデオを活用して映画鑑賞をしています。先日は、ドラえもんの映画、のび太と夢幻三銃士 を観てみました。
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初の旧声優陣
子どもたちがこれまで見ていた ドラえもん の映画は声優陣が一新されたモノです。つまり親世代が育った 大山のぶ代 さんの ドラえもん では無いのです。が、いくつかシリーズを順に観ていっていますので、流石にネタ切れしてきています。そして遂に選んだモノが 1994 年にリリースされた映画。旧声優陣が活躍していたときのモノです。
という訳で子どもたちにとっては初の 大山のぶ代 さんの ドラえもん となりました。勿論、テーマ曲も シャラララー ではなく、昭和世代に馴染みのある “あんなこっといいな できたらいいな” です。子どもたちと観るにあたり、改めてこのテーマ曲を聞くとビックリするぐらいのしっくり感があるのはやはり幼少時代をこの曲で育ったからでしょうね。一方、子どもたちもどこかで聞いたあったらしく、“この歌も知ってるよー” と反応があり、どこかのタイミングで聞いたことがあった模様です。どうやら保育園の頃に保育士さんに CD か何かを聞かせてもらったことがあったようです。
主題歌の挿入が多い
で、肝心の映画のストーリーそのものですが、ぶっちゃけ退屈に感じてしまいました。何というか ドラえもん の映画って構えで見ているのに 30min 枠の通常版のようなテンポだったり雰囲気だったり。のび太たちの生活も、特別な舞台と日常を行ったり来たりしていました。それもあってか、映画の特別な世界観にあまり没頭出来ず、いつ盛り上がるのだろうと思っていたらもう結構終盤まで来ているというそんな感じがしました。
また、ちょいちょい主題歌が挿入されるのですが、これが結構鬱陶しい…。古い作品なので無理もありませんが、この映画がリリースされた 1994 年から約 30 年後のこのタイミングで聞くと結構な時代遅れ感が否めない曲が何度も何度も入って来る訳です。しかもガンダムの主題歌程何かこうストーリーに下支えされる許容感もありませんので、ただただ時代遅れな感じが鼻につきました。歌声が武田鉄矢というのもまたね…。
でもどうやら昔の ドラえもん の映画の主題歌の多くが武田鉄矢による差局の模様。当時の定番だったようです。当時の定番ということは、既に新しい時代を迎えている今からそれを振り返るとやはりその定番が古さを維持し続けていたようにも思えます。定番も良し悪しありますが、時代の変化に対応するためには、常に新しい風を入れないと、時間が止まってしまうという一例に感じてしまいました。