完 2020 年
2020/12/31
大晦日ですね。
怒涛の 1 年が終わりました。
皆が口を揃えて言っていると思いますが
1 年前、まさかここまでコロナで世界が変わるとは
誰も想像出来なかったのではないでしょうか。
何か中国の武漢で偉いことになっているなー
とか、
中国からの渡航、危ないんじゃないかなー
と不安に思っていた程度で
一方で WHO は何ら課題視していませんでしたし
欧米国も東アジアの出来事くらいにしか捉えていない状況で
世界的な危機感は皆無だったように記憶しています。
多くの犠牲者が出ましたし
多くの変化が強制的に生じました。
子どもたちが将来直面する社会状況は
私や嫁さんのモノとは確実に違うと思っていましたが
コロナの影響で
その違いは更に顕著に加速してやってくることになったような
そんな気がして止みません。
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個人力が問われる時代が並走中
嫁さんや私の生きている時代は
ある程度、学歴が役に立つようなモノでした。
それなりに安定した大企業に勤めて
大企業におけるチーム戦で生き延びています。
大きな企業、
大きな企業同士の競争。
企業内や組織内での小競り合いだったり
免責のためだけの生産性のないタスクもあったりして
何というか、自身の時間の多くが歯車感満載。
歯車として回っていることに意義があり
回った歯車が及ぼす影響範囲も不明ですし
影響先も顧客の幸せだとかに繋がってないものもあったり。
それでもまぁ給料は貰えて、生活出来ます。
が、それと並走する形で
個人力が問われる個人事業の世界が伸びてきた気がします。
事業を独立して立ち上げる人たちも居たり、
中小企業を個人買収して事業主になる人たちも現れています。
もっとも分かり易い例が、エンタメの分野になりますが、youtuber でしょう。
大手芸能事務所やテレビ局といった大きな組織が牛耳るマーケットと
最初からその類に属せず、個人戦として youtube でエンタメに挑む人たち。
一方で、前者の大きな組織が牛耳るマーケットから離脱し、
youtube 側に参戦する人たちも多く居ました。
皮肉にも、その傾向はコロナが加速させたと言っても過言ではありません。
結果的に今、
嫁さんや私が身を置く大きな企業・大きな組織の流れと
起業家・中小企業の事業主・youtuber のような個人事業の勢いが
並走している時代が現段階に思えています。
子どもたちは生き残れるか否か
前述のように
従来通りの流れと新しい流れが並走した形が顕著だったのが
2020 年だった気がします。
勿論、この傾向は 2020 年から始まっていた訳でもなく
数年の年月の中で徐々に個人力が試されるような流れが
並走し始めていて、
2020 年はコロナによる社会変化がおきたが故に
加速された感じだと思います。
この怒涛の変化を肌で感じる中、
未来を生きる必要がある子どもたち。
コロナのようなある意味災害が起きることで
コロッと世の中が変わる時代です。
将来、どのような環境になっていて
どのような準備をしておけば安泰なのか。
もはや誰にも予想できなくなったように思えます。
そうなると、変化に追従する柔軟力が試されることになるため
子どもたちに必要な力は
具体的なスキルや能力や知識といった類ではなく
全ての基本となる、
心身ともに基礎体力だとか基盤的な能力になると思います。
それは自身を更新し続ける心構えだとか
自身を律する精神力だとか
他者を思いやったり色々な人を仲間にする人間力だったり。
そして自分のやりたいことを追及して楽しむ没頭力だったり。
かなり抽象的なモノが重要になって来ると思います。
果たして子どもたちのそれらを育むことが出来るのか。
現代の親としてはかなり悩みの種です。
毎日、毎週、毎月、
子どもたちと共に親もコツコツと成長して
自身と子どもたちの将来に役立つような振る舞いを
後悔しないように続けていきたいと思います。
今年もお世話になりました。
皆様も良いお年をお過ごしください。