計算問題の正答率で比を勉強
このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたち、毎日コツコツと勉強しています。この勉強する習慣は物凄く大きいですが、もう少しして更に物心ついたときにこの習慣を保ち続けることが出来るか否か。それが心配です。とはいえ、それを心配していても先のコトですし、子どもたち自身の好みの問題にもなってきますので、今から深刻にとらえていても仕方がありません。そんなことより、最近このブログで触れていますが、子どもたちに “比” の問題、というかクイズを出すことが多いです。割合だとか比は小学生が躓くポイントらしいので、少しずつ練習です。
今回題材にした元ネタは子どもたちの計算問題の正答率です。
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どちらが間違い易いのか
うちの子どもたち、早い段階で少数やら分数の計算問題が出来るようになっています。と言っても、まだまだ計算ミスが多いため、何かテストを受けて点数をつけられてしまうと、思っているよりも高得点とはいかないと思います。ただ、子どもたちは毎日コツコツと続けているため、計算力は着実に身についてきていると思います。心なしか竜太の計算ミスは少なくなっている気がします。竜子はまだまだですが、長い目で見守るしかありませんね。
で、そんな子どもたちの取り組みで、ある日、こんな結果になりました。
・竜太 : 12 問中 3 問誤答
・竜子 : 3 問中 1 問誤答
と言う訳で、子どもたちにこんな問題を出してみました。
問題 : 竜太と竜子、どちらが間違い易いでしょう
それぞれの理解を駆使
竜子は相変わらず竜太よりもやや筋が良く、両者が取り組む問題数を揃えて比較すれば良いと気付いたようです。両者が 12 問やった場合で比較していました。竜子が 12 問に取り組んだ場合は、取り組み問題数が上記の 4 倍なので、誤答の数も 4 倍。それで比較するとこうなります。
・竜太 : 12 問中 3 問誤答
・竜子 : 12 問中 4 問誤答
と言う訳で竜子の方が間違い易い、です。
一方、竜太はちょっと勝手が分かって居なさそうでしたが、竜子の 3 問中 1 問誤答という条件からこんなセットを考えたようです。
・竜子 : 正答 2 個 + 誤答 1 個
これを竜太の正答数と誤答数と照らし合わせました。竜太の正答数は 9 個、誤答が 3 個。竜子の正答 2 個と誤答 1 個の組み合わせと照らし合わせて行くと、3 セット、つまり正答 6 個と誤答 3 個と比べた後にもう誤答が残っていなく、正答 3 個が余りました。このことから、竜太の方が正解が多いと判断した模様。ちょっとフワッとした考察でしたが、比較としては悪くないので正解と言ってあげました。
それぞれがそれぞれの理解とレベルで試行錯誤して考えていて偉いです。まぁこの結論に達するまでに二人とも難しくて悶絶していて、特に竜太は暴れていましたが…。こちらもイライラしますが、挫けずに出題していこうと思います。