親譲り、流れに流されやすい
子どもたちと生活するようになってから、可能な限り子どもたちを優先させ続けていました。仕事を放り投げる勢いで子どもたちのことをしてきました。日本のサラリーマンなら断らないようなことも、苦渋の決断で断って来ました…。幸いにも上司や仲間に恵まれていて、私のそういった事情を皆さん、理解頂けていました。本当に自分自身では何も出来ず、周りから支えて貰って何とかなるようなレベル。この歳になっても未だにそんなのです。独り立ち、一人前なんて程遠い感じがします。
がしかし、もしかすると人間なんてそんなモノなのかもしれません。どこまで行っても独りでは生きていけない。それが人間なのかもしれません。一方で、その集団の流れに流されてしまうと危険なことも多々あります。その意味において、子どもたちが心配になります。
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同調圧力に弱い
うちの子どもたち、家では我儘を振舞っていますが、外では割と集団の流れに合わせようとします。一人だけ傑出することを嫌います。特に竜太がそんな感じに見えます。あれだけ独自路線を家では貫いているのに、学校では人と違うことをして先生から怒られたり注意されることを気にします。逆に、周りがそんな感じになってたらやっても良いことだと錯覚してその流れに乗ってしまうようです。その結果、先生から怒られたりもしているようです…。
日本人的と言えば日本人的ですが、自分でこうしたい、こうすべきだ、と考えたり判断することを止めてしまい勝ちです。良いシステムに乗っかっているうちはこういった傾向が強みになりますが、一たび、環境が間違っている場合は自身の言動も間違ってしまいます…。
いじめが心配
そんな子どもたちですので、”いじめ” の加害者や被害者になってしまわないか不安です。自身がトリガーになることは無いでしょうが、集団で誰かを攻撃するような傾向が生まれると、恐らく、子どもたちはそれに加担する形になる気がします。直接的な加担は無いかもしれませんが、それでもその流れに同調しそうです…。
一方、被害者になる可能性も否めません。多くの人から虐げられる際、それが集団の流れであれば抗うことなく溜め込んでしまいそうです…。親である嫁さんや私に相談もしないかもしれません。そうなってしまうと最悪の結末も考えられます。困ったことがあったらいつでも相談したり、助けを求めて欲しいのですが、今の子どもたちと私の間柄ではもしかしたら難しいかもしれません。やはりそろそろ、子どもたちとの接し方を考えて改めないといけないように思えてきました。
