中学校の説明会で見えて来たモノ

このブログでは最近触れることが多くなっていますが、うちの子どもたち、勉強やら何やら忙しい生活を送る中で何とか時間を捻出して、中学校の説明会に足を運んでいます。色々なモノゴトが情報化されており、オンラインで様々な情報を入手できる時代になっていますが、それでも現地だとかその現場の人から直接受ける説明には価値があり、オンライン上では入手出来ない情報や付加価値を入手出来たりします。何よりも、実際の校舎に赴いてそこで漂う雰囲気は、Internet ではなかなか体験出来ないモノだと思います。
我が家は男女の双子で、男子校、女子校、共学とそれぞれ細々と説明会に参加しており、数には限りがありながらも、ふと気づいたことがあります。
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卒業後の進学先で魅力アピール
中学受験を経て、ご縁があって合格する中学校は、それぞれの難度があります。難関校だとか、中堅だとか、平均的なところだとか、それよりも下だったりとか。学校生活が楽しく充実しており、その後の進学先となる大学も有名校が多いような学校は人気となり、定員以上の受験生が毎年挑戦します。その場合、入学試験のスコアで上位から合格する形式となりますので、結果的に先ほど表現したような難度が出来上がってしまいます。試験のスコアで人選する際、試験の難度を考え抜きます。難し過ぎたり簡単過ぎると学力に応じて順位が分かれず、選定出来なくなりますので、丁度良い難度の試験内容となります。これが “受験する集団のレベル” を鑑みて行われますので、人気校は試験自体も難しくなります…。
で、難関校が厳しそうなので、次点の中学だとか、中堅校で、なるべくその後の進学先の大学が名だたるところが多いような学校も注目を集めますが、これには少し仕掛けがあるように思えています。
全クラスで挑戦出来る訳では無い
勿論、全ての学校の説明を見て周った訳では無いので、まだまだ偏見もあると思いますが、恐らく、中堅やそれよりも少し上の学校において卒業後の進学先の大学が名だたるところの数がある程度いるような中学校には、高校時にレベル別のクラス分けがあります。一般クラスと、有名大学の受験を目指すクラス、と。で、その有名大学の受験を目指すクラスの数はそこまで多くないです。全体で数クラスで、大半がその他の一般クラスだったり。例えば進学先が私立有名校が多く、一部で国公立の有名大学が乗っているような学校は、一般クラスで多くの私立大学に入学しており、限られた有名大学を目指すクラスから数名が有名国公立大学に入学出来ている、という仕組みになっていると思われます。
と言うことは、その中学校の受験に合格するだけでは安心出来ず、入学後に限られたクラスに入れるようにやはり勉強に励む必要がありますし、周りの多くの一般クラスで良いと思っている子たちとは違うペースで勉強をしておく必要があるのかもしれません。
それでもその学校に行けば可能性はあるということが励みになるかもしれません。上を目指して挑戦し儚く夢破れたり、中学受験ではなかなか思うようにいかずに身の丈に合った中堅校に進学することになった場合においても、引き続き、まだまだ挑戦出来る可能性があると前向きに考えることも出来ます。そういった心の持ちようだとか考え方を柔軟に持ち合わせたいところです。