評価とはなんぞや
2017/05/05
人間社会の中で生きていく以上、
他者から評価を受けることは避けられません。
明示的であってもそうでなくても、
意識的であっても無意識であっても、
他の人は必ずこちらを評価しています。
総合的にポジティブな評価をしていれば
接していたいと思われるでしょうし、
総合的にネガティブな評価をしていれば
そんな他者はこちらを避けて来るでしょう。
それ自体に何か不満や文句がある訳ではなく
それが人間社会で生きる上での宿命と思っています。
でも評価って、実はなかなか難しいですよね。
ある人からの評価と、別に人からの評価が
180 度正反対ということもよくある話です。
なぜこうなるのでしょうかね。
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評価をする人の評価基準と評価対象
他者を評価するときの物差しは、
自身の物差しです。
物差しは人によって形状が違うらしく、
前述のように同じ人の評価でも 180 度正反対といった結果にもなります。
また、評価する人が見えているところしか評価されません。
他者の全てを知ることなんて不可能ですので、
その意味において、
他者からの評価は不完全でしかないのです。
評価結果に振り回されないことが大事
学校の試験結果、仕事の成果、友達からの評判、などなど、
身の周りには色々な評価結果があります。
でもこれら全て、前述のように不完全なものです。
ある一部を切り取ったものでしかありません。
なので、評価結果が悪いからと言って、
評価されている人の人格や人生全てを否定するようなものではないのです。
自分を一番良く知る人物は、自分自身でしかありません。
自分から見た自分が恥ずかしいものではなく
胸を張れるなら、それで良いのです。
逆に、他者から高評価を得ていたとしても、
自己評価をすると実はそうでもないと思えてしまうのなら
それは要注意です。
自分に恥ずかしい人生を送ることは避けたいものですね。