“何のために” は何のために考える ?
2017/06/06
前回、
子育てをしていると自分のことを後回しにする傾向となり、
自分の人生について考えることも後回しになったり、
子どものことだけが生きがいになってしまうと記載していました。
子どもを持つ親として、
子どもを生きがいにすることは至極当然のことと思いますが、
子どもが自立して物事を考えたり行動するようになると
もはや親の関与は不要になり、
そこである程度子育ては終わったと言えると思います。
勿論、人生の先輩としてのアドバイスとかはあるので
薄く長く、子育てすることになっていくと思っています。
ただ、例えば子どもが 10 歳になれば
小学校のことをしたり、お友だちと遊んだり、勉強したりとか、
勝手に自分でし始めると、
今のようにベッタリ時間と労力を使う状態ではありません。
なので、割りと期間限定です。
子育てに勤しむのは。
そう考えると、
自分の人生は子どもを育てるために存在している
と言い切るのは微妙に思えています。
日本人の平均寿命は 80 歳とかそれ以上と思いますから、
その中のたかが 10 年間ですからね。
という訳で、何のために生きているのか考えなくてはなりません。
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動物と同じではダメなのか
でも不思議な話で、
人生に意味を求めたり考えたりするのは人間くらいで、
ただ生き延びようとしているだけの動物はそんなこと考えません。
生きていること自体、意味があり貴重なことであり、
それを実現することが最優先です。
人間もシンプルに、
動物のようにそう考えれば良いのかもしれません。
そうすると子どもが出来て子育てが大変なこの状況において
生きる意味なんて考えず、
今を生き延びることだけで良いのですから。
でも流行りこの考え方には違和感があります。
我々は人間であり、動物では無いですからね。
知的文化を持つ人間が故に、
動物と同じで良い訳ではありません。
何のためなのか
自分の人生は “何のため” にあるのか。
つまり人生の目的は何なのか。
というかそれ (人生の目的) を考えるのはなぜなのか。
これらの答えは人によってバラバラだと思います。
でも一言で表現するとやはり、
1 度しか無い人生を楽しむため
だと思っています。
考えなくても楽しめる人であったり
後悔しない自信があるなら
考えなくても良いかもしれませんね。
でも考えておいた方が、
やり残したこととか無くて後悔し難いと思っています。