手伝うという言葉
2016/05/08
最近、”手伝う” という言葉には主体性が無い
みたいなことが記載されたブログか SNS への投稿を見かけました。
例えば “家事を手伝う” と言ってしまうと、
言った相手がメインのタスクであり、
自分はあくまでそれをサポートする位置づけと
言ってしまっているようです。
これについて昔のことを思い出したので
昔話がてら触れたいと思います。
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昔からそこまで変わっていない結婚観
私の両親は共働きでした。
そのためか、
結婚相手が専業主婦をしているイメージがあまりありませんでした。
両方働いて、両方で家事をするように思えていました。
それは若い 20 代中盤のころでも同じ考えでした。
そしてそのころ、会社の何かの研修に参加したのですが、
研修後の打ち上げの飲み会・食事会がありました。
そこでなぜかそんな感じの結婚観の話題になったとき、
私が前述したような結婚観を持つことを述べていました。
指摘される
まだ当時は、イクメンといった言葉もありませんでしたし、
育児というより家事を男性がしっかりすることが
結構レアな感じでした。多分。
そのため、一回り、いや二、三回り上の独身女性社員が
“最初はみんなそんなこと言っておいて、結局は女が家事をメインでする”
といった内容のことを述べていました。
この女性、結婚願望が強く、婚活中だったと記憶しています。
で、私が言った言葉が
“いやー、普通に家事とか手伝いますよ。”
みたいな感じです。
そう、そのときにまさに冒頭で述べたことを
ご指摘頂いてしまったのです。
どうでもいい
何というか、
言葉に縛られている人は不自由で持ったないように思えます。
言葉はコミュニケーションツールですので、
正確に使わないと誤解が生じることも理解しています。
ただ、言葉の揚げ足を取ることよりも、
本意・真意を読み取って意思疎通することの方が
大事な局面も多々あります。
私の発言の意図は、
“共働き出来るように家事を両方でする”
という内容でしたので、
ご指摘はごもっともでしたが、
考えに誤りがある訳ではありませんでした。
では現状はというと…
嫁さんが几帳面で細かすぎて、
私がずぼらなので、
嫁さんの要求条件を満たす家事を
私の能力でクリアすることが出来ない状態です 笑
手伝うのではなく分担する気満々ですが、
能力不足で結局 “手伝う” 止まりというオチでした。