サービス精神とマネタイズ
2018/05/30
私が得意な内容の紹介・レクチャー・説明であったり
苦にならないような作業をやってあげる
といったことを通じて
周りから感謝されることがあります。
たまに 笑
まぁそこまで多く手広く何かをしているわけではないので
感謝される頻度も少ないです。
なので “たまに” なのです。
まぁ親切心であったり貢献したい気持ちで動いていますので
感謝されなくてもやりますし
感謝されれば御の字です。
でもビジネスの観点で言えば
この感謝されていることをマネタイズ出来ないか
という考えになります。
でもこのマネタイズってのが本当に難しいです。
日本人特有の課題かもしれませんが。
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お金を取らずにサービスして顧客満足度アップ
何もお金を取らずとも
何か精一杯やったり気を使ってあげることで
感謝さえされていれば
きっとその顧客は満足していて
継続的にサービスなり商品を使い続けてくれるだろう
という性善説のもと
紳士にお客様対応してあげるのが日本の企業の性質に思えています。
その対応に生じるコストを回収するような
サービス料、商品価格にすることがなかなか困難です。
追加課金は嫌がられますし、値上げもなかなか踏み切りにくい。
それでもリピーターになってくれれば御の字
という考えのもと、
日本では良品質サービスを安売りし過ぎていた気がします。
お金のことで揺らぐ信頼性 ?
しかしまぁ、何で利益を追求すると
あまり良い顔をされないのですかねぇ。
ケチに見えるからですかね。
例えば既存のお客様向けに
値上げする場合も気を使いますよね。
まず在り得ないと思いますが
知人・友人から相談を個人的に受ける際に
コンサル料を請求したら
確実に嫌がられますしね 笑
いずれにしてもお金が感情に影響していて
その結果、関係性に影響が生じているように思えます。
なので、日本においては
お金の話を公の場では話さなかったりしますし
家族の中でも親子の間でお金の話をしない傾向があると思います。
資本主義というシステムを導入している割には
お金に関わるところは卑しい話
という暗黙の了解があるようです。
実際問題、私が親切にした相手から
お金くれると言われても
素直に受け取るべきかどうかかなり迷います。
まぁそんなことは生じないので悩むだけ無駄ですが 笑
でも合理的に考えたら
頼った相手が潤って、また頼らせてくれる方が
継続的に力を借りれますので、トータル幸せのはずです。
頼る方も、頼られる方も。
なので、マネタイズは卑しい話ではなく
幸せの継続だったりします。
資本主義の国なので。
現にこの理解が欠如しているが故に
日本はデフレで悩み続けていますからね。
品質の良いサービスや商品に付随するサポート費を
上手く価格に転化出来ていなくて
結果的に品質の高いサービスを安売りしすぎているように思えます。
その結果、ヤマトの件のように限界が来たり品質に支障が生じたり。
是非、多くの人が “幸せの継続” を観点として持ち
値上げ・課金に寛大に慣れると良いのにな。