優しくて控えめな笑顔が好きだった
2018/10/19
前回、私の祖母が他界したと記載していました。
子どもたちからすると、great-grandmother です。
物凄く強い悲しみがあるというわけではありませんが
何だかぼんやりと、しみじみと、寂しさを感じているところです。
子どもたちは過去、存在していなかったのに
生まれてきて、一生懸命、生きています。
一生懸命、大きくなろうと成長しています。
その一方で、大人は少しずつ、
生命力を落としていき、
“死” に向かっています。
死を迎えた祖母は、
過去に存在していたのに、今度は存在しなくなるのです。
子育てをしていると、生死について感慨深く考えてしまいます。
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祖母との接点
亡くなった祖母との思い出と言っても
実はあまりピンと来ません。
竜太 (仮称) も竜子 (仮称) も、異常に ばーば と じーじ が好きです。
私が小さいとき、どうだったのだろう。
私自身、記憶に無いですし
あまり自分の親からどうだったといった話を聞いたことがありません。
実はあまり接点が無かったように思えます。
私の性は父方のものです。
父方の祖父は、私が生まれる前に他界していたので
私自陣、顔も名前も実はよくわかっていません。
父方の祖母は、確か、私が小学校 1 年生あたりで亡くなりました。
家で一緒に暮らしていたのですが、病院と家を入退院するようになり
ある日、病院で息を引き取り、家に帰ってきてお葬式をしました。
そんな父方の祖母とは一緒に生活していたので、ある程度遊んだ記憶もありますが
あまりベッタリとずっと遊んでいるイメージがありません。
一方、母方の祖母は、母親の実家に住んでいることもあり
毎日顔を合わせていた訳ではありません。
お正月とかお盆とか、週末とかに、車で行ける距離の母親の実家に行って
顔を合わせて食事やお茶をしていた記憶が強いです。
母方の祖父が病気で身動き出来ませんでしたので
一緒に遊びに出かけることも、ほぼ無かったことも大きいと思います。
優しい笑顔が好きだった
それでも、私は祖母が好きだったように思えます。
小さかったときの記憶で、
祖母の家に遊びに行って、帰る際、
母親のボロボロな軽自動車に乗り込んで
バイバイって手を振るのですが
そのときの祖母の笑顔がとても好きでした。
とても優しそうで、控えめな笑顔でした。
今は私が小さな子どもたちを育てている番です。
孫である私の頑張りと
ひ孫である竜太 (仮称) と竜子 (仮称) の成長を
お空から優しい笑顔で見守っててほしいと思います。