数字の大小の判断が苦手
このブログでは何度も触れていますが、
うちの子どもたち、
KUMON 式で算数を一生懸命頑張ってます。
字を書くことも読むことも出来なかったのに、
気がついたら数字やらひらがなを読み書きしたり、
最近ではカタカナを読んだりしていて、
少し前と比較すると
本当に大きく成長したように思えます。
最近では足し算やら引き算を筆算で解くようになっていて、
足し算は合計値が 100 を超えるモノも扱っていたりして、
1、2割間違える正答率ながらも、
年齢からするとよく頑張ってます。
ただ、やはりまだまだ数字の概念は腹落ちしていないようです
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2 桁の数字の比較が苦手
KUMON の算数の問題は
基本的に文章問題ではなく計算問題です。
ただ、たまに文章問題が出てきたり、
計算だけして終わりではなくロジカルに考える問題もあったりします。
最近、子どもたちが取り組んだ問題は、
2 桁の数字が 2 つ並んでいて、
どっちが大きいのか当てる問題だったり、
4 つ数字が並ぶ中、大きい順に 1から番号を振る問題だったり。
あとは数字がある規則で並んでいて、
歯抜けになっているところに来る数字を当てる問題だったり。
計算問題より問題量は少ないので楽かと思いましたが、
子どもたちはちょっと大変なようです。
数字は読めますが、
どっちが大きいのかピンと来てないようです
学問や教科の概念を教える難しさ
子どもたちには足し算と引き算の
計算のやり方をロジカルに教えてあげていて
その規則性に従い処理すれば
答えを出せるようにしています。
その結果、足し算と引き算を筆算で解けるようになっていますが
数字そのものの概念とかの本質的な理解は
まだまだ出来ていないようです。
あと、視覚的な情報を捉えるとき
まだまだ左右が反転することもあるようです。
71 を “じゅうなな” と読んでしまって
頭の中で本当に 17 として扱ってしまっていたり。
年齢的にまだ厳しいところがあるのかもしれません。
いずれにしても、問題を解く方法は簡単に教えられますが
その問題を解いていることの意味合いだとか概念は
なかなか伝え難いものです…。
でもこれ、他の学問にも全般的に言えることと思います。
試験だとかテストだとか
そんなを取り組んで理解度を測るようになってしまったが故に
試験対策・テスト対策だけはしっかりと練られてしまい
その教科や学問の本質に誰も目を向けなくなりました。
本当に詰まらない話です。
このような課題視から
試験やテストを排除して
プレゼン力だとかディスカッション力を評価するような
そんな傾向も現れ始めましたが
閉鎖的で保守的な日本の教育という世界において
子どもたちが就学するまでに変わるとは思えませんん。
くだらないと思いながらも、試験対策、テスト対策を
子どもたちにはさせる必要がありますが
そんな詰まらないことはさっさと pass (合格) してしまって
遊ぶなり学問の理解を深めるなり、
プレゼン上手になったり、
やるべきことに多くの時間を費やして欲しいものです。