0/1 混在 仮面ライダー好きじゃない発言
私は仮面ライダー、好きです。
もしかすると子どもの頃よりも好きです。
子どもの頃の仮面ライダーの記憶はと言うと
1 号、2 号あたりの恐らく再放送と
とんねるずのみなさんのおかげです
のコントの仮面ノリダーと
あと、なぜか仮面ライダー BLACK です。
一方で、社会人になりたてくらいの頃から
平成ライダーの人気と存在が大きくなっていて
仮面ライダー電王を見たときはちょっとした衝撃を受けました。
大人が見ても普通に面白く、毎週、続きが気になって仕方ない 笑
しかも昭和の仮面ライダーと違って
子ども向けなところは否めませんがデザインも良く
俳優さんたちもポテンシャルのある若手が起用されていて
その後の活躍も気になってしまい、
ちょっとした親心が芽生えます 笑
そんな仮面ライダーですが、先日、50 周年が記念されたとのこと。
全員じゃないにしても、
歴代ライダーが祝辞のコメントを述べているところに
昭和ライダーはそこまで印象が無い私ですらうっすら覚えている
仮面ライダー Black 役の 倉田てつを さんが意外な発言をしてしまいました。
これ、色々と考えるきっかけになりました。
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好きじゃない発言は本音か否か
この仮面ライダー Black 役の俳優さん、
仮面ライダー Black と仮面ライダー Black RX と
2 作品で主役を演じていて
他のライダーよりも長く仮面ライダーをやってきたらしいです。
まぁ例外的に仮面ライダーディケイドの人は
レギュラーでは話数が他のモノの半分なので半年と短かったですが
そこから 10 年くらい、映画に細々と引っ張りだこだったので
薄く長くって感じが続いていましたが 笑
で、話を Black の人に戻します。
この人が
仮面ライダー好きじゃない
といった趣旨の発言をされた模様。
これがファンの批判を買ってしまい、
後日、謝罪されていて
本当は好きで大切に思っているのに
好きじゃないと思ってもいないことを言ってしまった
みたいなことを言っているようです。
最初それを見たとき、
嘘臭い、言い訳臭い
と思ったのですが
もう何年も大人をしていて子どもも持つ私の視野や経験で
その心境を色々と想像すると
あながち、嘘でも言い訳でも無いように思えてきました。
つまり、
好きじゃないも本当だし、好き・大切に思っているも本当だと。
矛盾を内包するのが人間
好きとか嫌いって言葉は
実は難しい単語です。
好き、嫌いで真逆に見えちゃうからです。
まぁ真逆なんですけど、
好きと嫌いって、表裏一体です。
例えばビールとかお酒好きな人。
まぁ好きでしょうね。かなり。
でも、ビールとかお酒飲むと
高確率で太りますよね。
ビールとかお酒のカロリーが支配的ではなく
一緒に食べるおつまみとか食事が
高カロリーになるから、だそうですが
お酒好きな人は、要は美味しいモノ好きなので
その分食べるのです。
稀に本当のお酒好きでお酒飲むときは食べない人いますが
その人も食べるの嫌いかっていうとそうじゃないはず。
美味しいモノ食べるの止めて
お酒を飲んでいるだけです。
そんなお酒ですが、果たしてそれは本当に好きなのか。
全部好き、という訳では無く
嫌いな面もあるのです。
例) お酒飲むと太る、お酒飲むときはご飯食べられない
この Black の俳優さん、
俳優生涯で、ずーーっと Black が付きまとっています。
何をしても Black の人と思われます。
それは武器にもなりますし、俳優なんて何かを演じる仕事においては
色が付いてしまって鬱陶しくも思うことが多々あり
恐らく本人、かなり悩み続けているのだと思います。
なので、好きと嫌いの感情が両方ある対象になっているのだと思います。
そのときの聞かれ方、考え方で、好き嫌いのどちらかの言葉を発するため
本来 3 次元や 4 次元くらいの対象物を、1 次元や 2 次元で表現してしまうので
受け手が本人の思いを理解せず受け取る形になっちゃうのです。
が、この業界で生きて、
なおかつ自分を商材として扱いマーケティングしないといけないことを考えると
自身の好き嫌いよりも、ファンが期待する言葉を発するべきでしたね。
そこはプロフェッショナルとして、残念なところに思えました。