教育はなぜ全体底上げされないのか
うちの子どもたち、
0 歳児クラスから保育園に 4 月入園して
気が付いたらもう年長さんになっています。
0 歳の頃、年長さんとか想像もつかなかったのですが
泣いても叫んでも、
年は重なりますし年長さんになるもんですね…。
まぁなって貰わないと困りますが 笑
ただ、既に子どもたちがもっと幼いときの記憶が無くなっているので
忙しさと育児のストレスに忙殺されるだけでなく
そんな時間を楽しむ心の余裕を持っておくべきだったなぁと
改めて思う今日この頃です。
で、年長さんなので、来年は就学、小学生です。
それに伴い、
子どもたちの勉強について色々と考えることが多くなっているのですが
何というか、モヤモヤ感が残ることがあります。
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選ばれし少数のみ享受
何も考えず、
ただ単純に淡々と
住んでいるところで就学先の小学校が決まって、
どこに小学校が決まったとしても
どこでも最高の教育環境が用意されている
といった環境であれば
親として悩ましく考えることも多くなく
ストレスも無いのですが
実際はそうでもなく。
学校のアタリハズレがあったり、
そもそも公立と私立でかなり雰囲気や内容が違ったり。
大切な我が子にはどれを選んであげるのが良いのか…。
考えるとキリがありません。
しかも、どこに入学したところで
結局は本人次第という結論もありますので
どうしてあげるのが良いのか、
という答えはやってみないとわからないという…。
ただ、色々と話を聞いたり調べたりすると
コスト効率の良し悪しは不明ながらも
やはり人気の私立校は人気たる理由があり
それなりの環境が整っていますし
先生陣のサポートも手厚かったりします。
ただ、残念ながら募集枠には限りがありますし
そもそも経済的なところで
全てのご家庭がそこを選ぶことが出来る訳でも無い。
色々な意味で選ばれし少数のみが
その充実したサービスを受けられるのです。
その他大勢
では選ばれし少数以外の
その他大勢はどうなるのか。
多くの人が自治体の公立の学校に通うことになるでしょう。
コロナ禍で色々と財政支援していますので
今後どうなるのか非常に不明ですが
現状 (2021.5.15) では公立校は無償化されているかと思います。
勿論、授業料以外の諸々の経費は集金とかお支払いがあるかと思います。
が、無料で一定水準以上の教育を受けられるということは
非常に恵まれていて贅沢な話と思います。
ですが、前述の人気私立校のサービスと比べると
どうしても見劣りしてしまうでしょう。
学校間でそんな差がある中、子どもは成長して、
大学に行く子は受験をします。
このときに、
手厚いサービスの中でしっかり鍛えられた選ばれし少数たちと
競い合う必要が出て来る訳です…。
各自の努力にも寄りますが、普通に考えると私立勢の方が有利ですよね…。
では有名私立は受験対策だけ優れているのか。
実は No で、その他も色々と充実したカリキュラムになっています。
本当にズルい感じすらします。
ここまでくると、非常にモヤモヤした疑問が沸きます。
ではなぜ、私立だけでなく公立含む全ての学校で
同じようなサービス充実をしないのか。
そうすれば全ての子どもに恩恵があり、国民の教育水準も
通常教科のみならず、文化的なモノ、芸術的なモノ、
全て底上げできるではないか、と。
何か限られた少数にのみ高品質なサービスを提供するような
プレミア感を出すようなビジネスにも感じてしまいます。
私営となると福祉や公益という観点よりもビジネス側面もあるので
そうだとしても文句は言えませんが
例えば私立校の高品質なサービスの提供方法・ノウハウを
公立校でも活かせないか考えたりして、
享受できる子どもたちを増やすような取り組みが
合って欲しいモノです。
私立校ノウハウをライセンスとして自治体や国に売り
それを活用して公立校を底上げする、とかとか。
勿論コスト高になるかもしれませんが
それであれば公立校もオプション料を設けて
希望する家庭にはそんなサービスを提供すれば良いのになぁ。