効果を期待する際の分母
2021/11/12
前回、小学受検に取り組む上での服装について触れていました。
これでもかって程にネイビーです。
街中でネイビーなご家族を見かけたら
お受験に奮闘されているご家族と判断して
まず間違いないかと思います。
ネイビーです。
覚えておいてください。
我が家は小学受検に取り組みを決断するに至りましたが
各御家庭、しっかりと検討して決めることをオススメします。
知人や隣のご家庭の事情を聴いて
それに流されて我が家も、という判断の仕方は間違っています。
きっかけはそんなのでも構いません。
が、しっかり考えて判断しましょう。
物事を判断する際、
定量的に、もしくは定性的にも
多くの人が “割に合うのか” という考え方をします。
これは数式で語ると
期待するモノ / 何か
です。/ は 割る です。割り算です。
期待するモノ は簡単に洗い出せますが
何か のところはよく考えた方が良いと思います。
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コスト効率は国公立に勝てない
まず頭に浮かぶところは、
コスパ
じゃないでしょうか。
何か気が付いたら
すっかり普通に口にするようになりましたね。
一般の人も。
大学生の頃、コストパフォーマンスという言葉を覚えて
技術評価とかに使っていましたが
その頃、一般の人が口にすることもなく。
でも頭の中や考えには勿論あって。
それが今では多くの人がコスパと表現しています。
まぁそれはともかく。
コスパを語ってしまうと、
学費無料の国公立校に勝るモノはありません。
入学料、授業料は無料なので。
つまり、先の計算式に当てはめる分母が 0 なのです。
0 で割る行為は、計算上禁止されています。
が、その代わり、0 に限りなく近い値を入れるとどうなるか。
それは無限大を意味します。
ちょっとよくわからないこと言っていますかね…。
高校で理系を選択している人にはわかると思います。
例えば、0.00000…001 を分母に入れて計算すると
計算結果は大きい数字になりますよね。
こういうことです。
なので、コスト効率を考えると、
私立の小学校は全然かないません。
評価の仕方や対象を変えて検討
コスパを語ると、国公立が物凄く良いです。
国立の小学校は 期待するモノ も充実していますので
なる程の競争率です…。
あと、学校数も限られていますので
そこに通うことが出来るのか
という課題もあります。
あと、コスパを計算する場合、
例えば中学受験に挑むことを想定して
以下のように評価しても良いかもしれません。
期待するモノ / (学費 + 塾代)
こうすると、
公立校で分母が 0 になることはほぼありません。
私立校で進学校の場合、
もしかすると塾不要なところもあるかもしれません。
まぁいずれにおいても国公立で塾不要といったパターンが
もっとも魅力的かもしれませんね…。
でも、通学時間が片道 1h となると
子どもの貴重な時間を通学で往復 2h、平日削られると思うと
本当にそれは魅力的なのかどうか…。
つまり、割るモノをコストではなく時間にしてみる考え方です。
期待するモノ / 時間
です。
うちはこの考え方と、
前述の塾代を考慮した考え方で評価しました。
私が小学生の頃、授業が詰まらなく退屈でした。
少しくらい授業を真面目に聞かなくても
いつでも自力で追いつくことが出来たので。
子どもたちの貴重な小学校生活、
退屈に感じることをなるべく避けられるくらい
充実した授業や取り組みを受けられて
なおかつ、塾代を抑制できるのなら
それは効率的と考えたのです。
各御家庭、色々な考え方があるかと思います。
しっかりと家族会議してみてください。