竜太のいい加減な約束 (お友だちとの)
子どもたちは 0 歳児から保育園に通っていて、そこでお友だちも作って仲良く過ごしていました。そんな保育園も卒園して、今では小学 1 年生。早いものです。保育園時代のとき、年長さんだったか年中さんだったか、どのあたりだったか忘れましたが、お友だちと遊ぶ約束をして来るようになりました。ただ、約束の内容が物凄く曖昧で、親のサポート無しには実現出来るコトの無いモノばかり…。約束が果たされない・実現出来なかった場合においても、あまり深く気にしていないところが、小さな子どもの気持ちの切り替えの早さというかメンタルというか気にして無さって凄いなぁと常々思っていました。
で、小学校生活においても、竜太は曖昧な約束をしてくるようになりました。それだけお友だちとの話が活発になっていて、仲良しが出来ている証拠なので、良いことではありますが、その約束はどうなのだと…。
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朝 7 時からどら焼きパーティー
以前も触れていますが、うちの子どもたちは随分と怖がりで、あまり映画とか動画を見ることが出来ませんでした。起承転結があるような雰囲気のアップダウンがあるモノは、ダウンの際に物凄く怖がって視聴中断となることが多々ありました。竜子は先んじて慣れ始めたので平気で、続きを見たがるのですが、竜太が怖がって中断となります。が、少しずつドラえもんの映画を観ることが出来るようになり、怖がることも無くなってきていて、子どもたちはドラえもんが好きになっているようです。それもあってか、同じくドラえもんが好きと思われるお友だちと竜太はどら焼きパーティーの約束をしてきました。
が、そのどら焼きパーティーの開始時間が休日の朝 7 時という設定。現実味がさっぱり無く、試しにその時間に待ち合わせ場所に赴くことすら躊躇われる感じでした…。
何時でも良い
うちの子どもたちはスイミングスクールに毎週末通っています。その周辺に住むお友だちが居て、その近くに公園があるらしく、今度の水泳の練習の後に一緒に遊ぶといった約束をしてきました。何時の約束なのか聞いて見ると、“何時でも良いんだよ !” と全然良くないことを言っていました…。時間を決めていない約束が果たされる訳がなく…。しかも参加者もあやふや。
時間が決まっていないとこちらも合わせられませんし、万が一先方がその日に待ちぼうけ食らうと申し訳ないので、“お友だちと日にちと時間を決めておいで” とアドバイスしました。で、次の日、竜太から続報があり、約束は 3/18 (日) になった、とのこと。1 月中旬において 2 カ月先の約束…。大人でもそんな先の約束は割と確度が低かったり、大きなイベントの場合の前持った設定クラスです。小学生がそんな約束を真面目に考えているとは思えません。そして 3/18 の曜日を念のため調べると、日曜日ではなく土曜日。嫁さんは色々考えすぎて “時間を決めていない約束は駄目” だとか、“お昼ご飯時間だとお友だちもご飯食べる必要があるからご迷惑になって駄目” だとか、色々とダメダメ言っていて竜太が可哀想な顔をしていました。が、竜太もお友だちも、その場のお喋りを楽しんでいるだけなように思えましたので、“日にち近付いたらまた約束の話を聞いてみようね” といって深追いしないようにファシリテートしておきました。
しっかり真面目に受け止めて考えることも大事ですが、話半分に聞いて、子どもたちの抱える想いを尊重してあげることもまた大切ですね。でもそのうち、しっかり実現できる約束を出来るようになってほしいものです。
