児童書 : くまの子ウーフ
このブログで何度か触れていますが
うちの子どもたち、
割と頑張って児童書を読んでいます。
多くの子は絵本が好きと思いますが
年齢を重ねるにつれて
挿絵などが少ない活字中心の本を読むことになります。
が、不思議なことに
活字が苦手となる子が居たり
逆に本の虫になる子も居たり。
何がその分かれ目なのでしょうね。
色々複合的な理由はありそうですが
興味を持つ本との出会いは
大きな要因の一つに思えています。
絵本から通常の本へのシフトのために
色々な児童書がありますが
難易度や内容共々、選定がちょっと難しい…。
でもたまに良い児童書に出会えます。
今回もまた良い本に出合えましたので紹介です。
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程よい難度と小学校低学年向きストーリー
今回オススメする児童書は
くまの子ウーフ
です。
ウーフという子グマが主人公です。
ウサギのミミちゃん、
キツネのツネタやその弟のコン、
ウーフのお父さんお母さん、
その他様々な動物やら虫やらが登場し
小さな子どもが興味を引くストーリーを描いています。
挿絵もそこまで多い訳でも無く
かといって小学生低学年が心折れる程少なくもなく
かなりバランス良い感じかと思います。
ツネタがちょっと意地悪な性格だったりして
なかなか良いスパイスになっていると思います。
その辺りが就学後の子ども向けな気もしています。
50 年以上前に書かれた本 !
この本、最後の最後でビックリしたのですが
どうやら 50 年以上前に書かれた本だったのです。
流石に初版を手にした訳では無く
かといって最新版数という訳でもないのですが
物語の最後に、作者のコラムが記載されていました。
何とそこには誕生 50 周年記念の記載が !
作者のコラム内にも、
ご自身の年齢の積み重ねについて触れられています。
50 年前に執筆した物語が今でも親しまれているって
一体、どんな気分なのでしょうね…。
長年人気な物語には
世代を超えた魅力がある証拠です。
時代背景に左右されないストーリー
であることも理由と思いますが
割と人間がどの時代も直面する
心の葛藤や動きをテーマに物語が作られているためか
大人も子どもたちが読む横で楽しめるかと思います。
ウーフ、オススメです !