そんなゲームの楽しみ方アリ ? (新世代…か ?)
勤め先の所属部署は、どういう訳か平均年齢が高く、私が割と若い方に該当してしまう程です。採用が経営状況に作用されるらしく、不調時に採用を止めていた影響がここに来て悪く出てしまっている模様です。かといって採用し続けることも収支管理・コスト面で辛く、人材のコントロール・マネジメントって難しいモノですね。
で、普段の仕事では割と年上の方々との接点が多いのですが、たまたま組織を横断したような仕事に首を突っ込む機会があり、若い方々と意見交換やら雑談する機会がありました。そこの雑談の中で色々新しい感覚に触れることが出来るのですが、先日、ゲームについて関心深く思うことがありました。そういった楽しみ方、なのですね…。
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ストーリーも魅力的なゲーム
私が幼少の頃、田舎に住んでいたので大した娯楽がある訳ではなく、父親も母親も共働きで忙しそうにしていたため、私は割と放っておかれていました。父親の勤め先がサービス業だったので、土日休みじゃなかったことも合わさり、週末と言えども家族一緒に何かに取り組むなんてこともありませんでした。そこまで裕福でもありませんでしたから、限られた収入の中でやりくりする必要があり、大それた家族イベントとかもなく、テレビ、ゲーム、外の公園で遊ぶ、友だちのところに行って遊ぶ、といった過ごし方で育っています。
当時、まだエニックスとスクエアは別会社でライバルでした。そして両社は日本のゲームを代表する作品をリリースしており、奇しくも RPG というジャンルが同じだったため、競い合っていたように見えます。ドラクエ v.s. FF です。ゲーム性およびシンプルかつゲームらしく面白いストーリーのドラクエ。新システムや濃厚でゲーム離れして映画のようなストーリーの FF。そんなポジショニングですが、両者共通的にストーリーが他のゲームと比べて魅力的でした。
実況プレイ動画でストーリー把握
ゲームはプレイするものであり、ストーリーはプレイの中で楽しめる。プレイあってのストーリー。というのが私の価値観でした。が、前述の新世代の若者はそんな固執もなく、話題の気になるゲームのストーリーを、プレイすることなく Youtube 等で実況プレイ動画を見ることで楽しむらしいのです。私のバックグラウンドからすると目から鱗というか、何だったら邪道な感じにすら聞こえます。
がしかし、確かにストーリーが魅力的であるなら、わざわざプレイせずともそういったショートカットだとか摘まみ食いで効率化されてしまうことも頷けます。また、実況プレイ動画ではプレイヤが著名な方だったりするので、その方の MC やリアクションが楽しいという側面もあるようです。私がまだ小さすぎてゲーム出来なかった頃、他の人がゲームをプレイしているのを横に座って見てストーリーを楽しんでいたり、ゲームを特集するテレビ番組を観てゲームした気分になったことを思い出しました。なので、そういった楽しみ方も私自身、認識していたようです。
が、それでも、”ゲーム好き” という表現にはプレイあってのモノと信じたいです。ストーリーだけならアニメ化されているものを見れば良いですよね。著名人の MC やリアクションを楽しんでいるなら、やはりコンテンツの対象はゲームでは無い。勿論これは私の意見。そうでない意見の存在も認識して受け入れることをして、将来、頑なな年配者になることを避けたいものです。