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足鍵盤 (MP-117) の音色チェンジ

      2023/06/08

前回、一度購入を断念した足鍵盤 (MP-117) を注文して受け取った旨を記載していました。事前に採寸していたので、そのサイズ感はある程度覚悟していましたが、実際に届くとなかなかな存在感…。それでも設置して子どもたちに使わせてみると、早速、足パートのある曲に挑んでいたりして楽しそうにしています。それと同時に両手と足を動かす大変さに悶える姿は微笑ましく、恐らく本人たちの頭の中で普段使わない回路が使われていて、良い刺激が生じているように思えます。

子どもたちの課題曲では、足パートは基本的にヘ音記号で記載されています。音色もベースだとか渋いヤツが想定されてそうですので、足鍵盤で鳴らす音を変えて見ました。概ね上手く設定出来たのですが、一部、未解決課題が残りました…。

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押しっぱにして番号入力後に押しっぱを放す

購入した足鍵盤 MP-117 には音源が内蔵されていません。MIDI の信号を送信し、送信先の MIDI 音源で音を鳴らすという仕組みになっています。うちの場合、MIDI 信号の送信先は電子ピアノ (CLP-635) です。電子ピアノに内蔵している MIDI 音源で鳴らせる音を足鍵盤 (MP-117) 操作時に鳴らす感じです。音を変える場合、主に Program Change という仕組みを使うらしく、足鍵盤 (MP-117) にもその名前そのものでボタンが存在しています。ので、こいつを使って鳴らす音を指定するのです。

操作方法を調べるためにマニュアルを見たところ、ある程度覚悟しましたが in English でした…。英語、勉強しておいて良かったなぁと思う貴重な機会です。で、該当部分に目をやると以下の記載がありました。

hold the PROGRAM CHANGE button and enter the desired number (1 through 128). After releasing the PROGRAM CHANGE button, the module sound will be changed.

MP-113/117 マニュアル

要するに “PROGRAM CHANGE” ボタンを押しっぱにして、希望する番号を入力して、押しっぱにしている “PROGRAM CHANGE” ボタンを放す、と。鍵盤には 0-9 および – または H がアサインされていますので、これらを使って希望する番号を入れる感じです。

MSB=Ctrl 0、LSB = Ctrl32

うちの電子ピアノ (CLP-635) の MIDI リファレンスを YAMAHA のサイトで見つけて目を通して見ると、ベースの音で、アコースティックベースとやらがあります。、Program change は 33 番です。0-127 の数字で指定する場合は -1 しろと MIDI リファレンスには記載されています。足鍵盤 (MP-117) 側は 1-128 で入力しろと書いてあるので -1 は不要で 33 を入力すれば良いと思います。仮に -1 が必要な場合、33 を入力すると 34 番の指定となります。が、34 番もエレクトリックベースなので二つのベースの音の違いがイマイチ判らない私は -1 の要否が分からないと言う…。(2023.6.8 追記 : CLP-635 とつなげて使う場合、Program Change のためには -1 する必要があります。34 番を指定したい場合は 33 を入力する感じです)

あと、前述の MIDI リファレンスを見ると、MSB および LSB の数字を指定することでもう少し音の種類を変えられそうに見えます。MSB 108、LSB 1、Program change 33 でベース & シンバルの音を出せるようです。足鍵盤 (MP-117) 側の操作としては、Bank Select なる機能を使うようです。足鍵盤 (MP-117) 側のマニュアルでは MSB や LSB といった表記では無く Control 0、Control 32 と言った表記。MSB は Control 0、LSB は Control 32 のことらしいです。早速、マニュアルを見るとこんな感じの記載がありました。

if the Bank change requires only Control 32, you will have to enter the desired number on the keypad. Instead, some modules require a more complete protocol (Control 32 + Control 0). In this case, enter the number for Control 32 and then press H on the numeric keypad. Then, enter the desired number for Control 0. After releasing the BANK SELECT button, the bank selection will be sent.

PLEASE NOTE
After receaving the Bank Select command, some modules store the newly selected bank, while others keep storing the previous sound. To avoid this problem, after sending the new Bank Select command, you will also have to send the selected Program Change.

MP-113/117 マニュアル

つまり “BANK SELECT” ボタンを押しっぱにして LSB (Control 32) を入力して H を入力し、MSB (Control 0) を入力した後に “BANK SELECT” ボタンを放す、と。そしてその後 Program change の番号も送っておけって書いてあるように見えます。

これを駆使してベース & シンバルの音を出そうと試みていますが、何度やっても上手くいかずベースの音だけになります。一度だけどうやったのかわかりませんが Program change の数字を変えて見たらシンバルの音が出たことがあるのですが、今のところ再現ならず。うーん…。引き続き探ってみたいと思います。(2023.6.9 追記 : 無事、設定出来ました。こちらをご参照下さい !)

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