漢字検定への初エントリ
共働き夫婦向けに手厚い支援を頂けながら子どもたちは保育園生活をおくり、卒園して小学校に入学して小学校生活が始まったかと思いきや、気が付けばもう 1 年目、つまり 1 年生が終わって 2 年生です。2 年目は 1 年目の経験値があるので少しだけ勝手がわかる感じがあり気持ちに余裕がありますが、1 年目は不慣れのため対象となっていなかった取り組み等も 2 年生には生じます。
先日、学校から漢字検定のエントリの案内がありました。これまでは希望する人のみ取っていくようなチラシや案内があった程度でしたが、今回はクラスでしっかりと配布物として渡されており、学校からのお手紙でも漢字検定への取り組みについて説明が書かれていました。という訳で、うちの子どもたち、漢字検定にエントリする運びとなりました。
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合否は二の次
漢字検定、上級になれば就活でもアピール出来たりするのかもしれません。が、小学校低学年で習うような漢字の検定で合格したとして、それが将来何かアピールできる要素があるかというとそんなことはありません。低学年のときにそれを合格しているので、しっかり習った感じを覚えているという漢字習得の進捗だとか達成度の確認程度でしょう。その意味においては、実は合否はどちらでも良いように思えます。漢字検定に向けて勉強し、その過程で漢字を覚えることに意味があり、合格を貰えることよりも、頭の中に漢字が入ったかどうかが大切です。
また、漢字検定をエントリすることで自身の退路を断つことにもなります。エントリしたからには受験します。受験するからには合格を目指そうとするため、漢字の勉強にも身が入ってパフォーマンスが良くなるかもしれません。検定はそんな感じの勉強のためのツール・手段です。
試験の場慣れ
この手の検定試験の更なる意義があります。一応、合否が決まりますし、間違えた箇所を修正して合格が貰えるような代物でもありません。泣いても笑っても結果が出ることに対して、ある程度の緊張感をもって取り組むことになります。その緊張に対する練習・経験値としてなかなか良い機会と思いました。直近、その場慣れが必要となる最も重要度の高い試験は、中学入試です。まだ 2 年生で 6 年生に受ける中学入試なんてまだまだ先です。なので、低学年のうちからそういった緊張と付き合う練習をさせておくことは、かなり有意義に思えています。
こんな感じで、漢字検定をツールに捉えて有効活用し、面倒臭がらずに前向きに取り組めるようにしたいと思います。取り合えず子どもたちがエントリした漢検は 9 級です。2 年生で習う漢字が対象。さて、これが吉と出るか凶と出るか。親としては努力を重ねて上手くいくという成功体験になって欲しいですが、今のうちから、失敗できる挑戦でいっぱい失敗を経験させることも大切です。いずれにしても後悔の無いように真剣に取り組んで欲しいですね。本気の失敗には価値がある、です。