双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

子育てのプロなんて居ない

      2018/04/04

既にここのブログでも何回か言及している気もしますが、

年度改まったので再度触れておきたいと思います。

子どもたちの保育園生活が 3 年目を迎えます。

自分に子どもが出来るまで、

子育て世代について何の感慨もありませんでした。

小さな子どもが電車とか公共の場で泣いているのを見たりすると

騒がしいな

くらいにしか思っていませんでした。

更に性格が歪んでいた時期は

親が責任者なのだから何とかしてくれ

といった発想すら持ち合わせていました。

今の私が周りからそう思われているかと思うと

ゾッとしますね。

というかそう思われていそうで

何とも居心地が悪いですが、

私ももともとそっちサイドの人間なので

ただただ申し訳なく思いつつ

とは言えどうしようも無いことを

ただただご理解頂きたいなと思っています。

で、親の責任、みたいな発想はどこから来たのだろうと

ふと考えるきっかけがあったので

今日はそのことに触れたいと思います。

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親は子育てに慣れているという錯覚

独身のころの私には

子どもを相手にすることなんて全くの未知な領域です。

で、それと比べて

“親” をしている人たちは

普段から “親” をしているのだから

子どもの扱い・育児については精通していて

要は専門家であったりプロフェッショナルなんでしょ

という感覚があったように思えます。

で、”親” をすることになって、

この立場で多々痛感するのですが

専門家でもプロフェッショナルでもなんでもなく

“親” である我々は

ただただ、自分の子ども相手に

圧倒的経験値の無さを背景に

トライ・アンド・エラーしてみたり

周りから情報を集めたり相談したりして

何とか日々を送っているというのが実態です。

保育士さんはプロフェッショナルか

育児に仕事として携わり収入を得ている保育士さんは

プロフェッショナルに思えます。

他の業種の人から比べると、経験値も高く、

まさにその通りです。

ですが、厳密には保育士さんも

プロフェッショナルと言い切れないように思えてきました。

というのも、先日、保育園にて

0 歳児のときからお世話になっていた保育士さんが 2 名、

残念ながら退職されました。

保育園の人事の周知に私が目を通す余裕が無かったためか

全く気付かず…。

昨年度末の勤務最終日、

実は保育園にお迎えに行く途中で

退職されるお世話になった保育士さんとすれ違い

そのときに挨拶されました。

2 年間お世話になりました

と言われて、うちの子どもたちのクラスから離れられるのかな

くらいにしか思っていませんでしたが

保育園の掲示板を見ると退職者リストに含まれていました。

もっとしっかり挨拶してお礼をお伝えするべきでした…。

社会問題として保育士さんの離職率がありますが

まさに自分たち事として痛感しました。

子どもたちも大好きな保育士さんだったので、本当に残念です。

このように、結局、プロフェッショナルに最も近い人たちが

離職してしまうのです。

しかも、いくら長年従事したとしても

自分の育児アプローチの正しさが証明されるのは

子どもたちが大人になって、しかも大きな成功を収めたりとか

子どもたち自身が幸せだと実感するまで

幼少期の育児方法の是非を評価出来ないのです。

これらのことから、

育児のプロっていう人は実は存在せず、

どの世代もどの家庭もどの育児関係者も

試行錯誤をずっと繰り返しているように思えます。

 

なので、子どもの扱いというのは

実に難しくチャレンジングなことをしているのだと

この記事を書いていても再認識しました。

頑張ろう。。。

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