モバイル料金値下げ合戦開幕 ?
以前、このブログで触れていましたが
国内の大手キャリアに向けた総務省の値下げ圧力、
この効果が波及してきていますね。
正直、大手キャリアの料金が高くて不満なら
格安 SIM を使えば良いのに
と思っていました。
そうすることで年間かなりの通信料を節約出来ます。
なぜ総務省は大手キャリアの料金に文句を言い出したのか。
そんなことよりも、消費者が格安 SIM に移行しやすいような
そんな圧力のかけ方の方が適切と思っていました。
が、政府の思惑なのか何なのか
ここに来て、
熾烈な値下げ合戦が始まった感があります…。
スポンサーリンク
大手は約 2,500-3,000 円 / 月
大手キャリアがこの都度提案した安価なプランは
概ね、
2,500 円 / 月で 20GB 高速通信、
通話し放題が入ると +500 円 / 月
といった内容です。
Rakuten モバイルは上限が約 3,000 円 / 月で通話無料、
データ通信量 1GB までなら無料 / 月、という面白いスペックです。
が、通話にパケット通信を使っているので
使用した高速データ通信量には要注意です。
通話無料と思って油断していると、
高速データ通信量がどんどん使われている可能性がありますのでご注意を。
一昔前からすると随分と安価ですし、
こんな提案をされると
格安 SIM (MVNO) 事業者を使うユーザは居なくなってしまい
MVNO 事業者潰しのように思えていました。
ちなみに Y! mobile は
約 2,000 円 / 月で 3GB 高速通信、通話有料
のようですね。
ソフトバンク光の契約者だったり
Y! mobile 2 回線目の料金は半額の約 1,000 円 / 月になる模様。
随分と安くて魅力的です。
このあたりのメジャーなキャリアを使っているユーザにとっては
今回の新プランは非常に有効に思えています。
格安 SIM (MVNO) 代表の IIJ 反撃開始
MVNO 事業者辛いなぁと思っていたら
この都度、格安 SIM (MVNO) 事業者の代表格でもある IIJ が
かなり攻めた新プランを発表しました。
最安値で
約 800 円 / 月、2GB 高速通信、音声有料
です。
これまで、音声通話が出来るものは
データ通信料とは別に 700 円 / 月くらい割り増しになっていました。
が、音声通話機能込みで上記価格。
ビックリです。
しかも IIJ は高速通信と低速通信を切り替える機能を持っていますので
ユーザの工夫次第ではうまく切り替えて
2GB/ 月 でも問題なく運用することも可能です。
これ、
使いこなしたら毎月 800 円くらいでモバイル通信代が済んでしまいます。
ビックリな価格ですね。
ちょっとこれが総務省の圧力の結果と思うと
今回の営み、見直しました。
ただ、気になるのは各事業者の体力や経営状況。
かなり苦しい提案じゃないでしょうか…。
本当にこの数字で継続的なサービス提供が可能なのでしょうか。
通信品質は一体どうなるのか…。
色々と不安は残ります。
が、消費者としてはまずは喜ばしい状況ですね。
