双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

二人の決断を尊重 (習い事での景品選択)

   

このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたちは割と習い事に多く通っています。その中の 1 つで、宿題とかしっかり取り組んだらシールが貰えるシステムのところがあります。単純にシールが揃っていって楽しいだけと子どもたちも私も思っていたのですが、シールを張った台紙を集めて、景品と交換できるルールだった模様。そのことに気付いたのが、通い始めてから半年以上経ってからでした 笑

で、そのルールを知った竜太と竜子は早速、これまで貯まった台紙を塾に使っているリュックに入れて、どんな景品が貰えるか見て来て本人たちに考えて決断を下したようです。

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竜子は事前の相談通り

景品を貰えるルールを知った日は塾で授業がある日でした。それを知ったきっかけは、クラスの別の子が台紙を持って景品と交換している様を見たからです。その知らせを早く伝えようとして帰ったためか、その日に子どもたちがうちに着いたときには、二人とも息が上がっていました。可愛らしいです。

で、その日の夕食のとき、どういったモノが貰えるのか聞いてみると、貰える景品のグレードに幅があるように聞こえました。嫁さんも私も、恐らく高級そうな景品には複数枚の台紙が必要で、身近な消耗品は 1 枚で貰えそうに思えました。なので、“貰えるために一番枚数が必要なモノだとか、欲しいと思えるものに必要な枚数を確認してどれにするか考えたら ?” とアドバイスしました。というのも、こういったシステムで子どもたち、特に竜太は、手持ちの台紙で貰えるモノの中で欲しいヤツを選んでとっとと消費するという行動を取り勝ちだからです。

竜子はその話を聞いて、どうやら台紙が何枚も必要なモノにターゲットを絞り、今回は台紙を使わず貯める決断をしました。私の意図が伝わって共感した模様です。

竜太は竜太なりに判断

先のコメントは竜太にもしており、竜太も “うん。何枚も必要なモノにしようかな” と言っていたのですが、蓋を開けてみると、竜太は手持ちにある台紙 1 枚を使い、鉛筆 4 本と交換して帰って来ました。“あれ ? 貯めるって言ってなかった ?” と聞くと “鉛筆は 4 本貰えるからお得と思った” と回答。案の定と言えば案の定の結果です。そうなるからアドバイスしたのですが、結局、竜太はそれよりも早くモノが欲しくてその思いを優先した模様です。

かなり反省なのですが、その判断に対して私は詰まらないことを言ってしまいました。“鉛筆なんてうちに沢山あるし何でそんなものにしたのよ” と。これはダメなリアクションでした…。これに対する竜太の回答は同じで、鉛筆だったら 4 本貰えるから得と思ったらしいです。得か損かで言うと、鉛筆の在庫なんて沢山あるので損得はあまりどうでも良いことです。呆れながらも貰ってきた鉛筆を観てみると、思いの外可愛らしく、何かステキに見えてしまいました 笑

竜太が欲しいと思った気持ちも良く分かりましたし、竜太なりに考えて決めたことです。そしてお得と言いながらも恐らくその見た目に魅かれた竜太の可愛らしさ等、色々と考えるところあがって、ちょっと涙腺緩んで目がウルウルしてしまいました。竜太に、“色々と考えて自分で決めたことだから、お父さんとか他の人が何を言っても、やっぱりやめておけば良かったなんて思う必要なくて、これが一番良かったって自信を持ちな。これ貰って嬉しかった気持ち、大事にしな” とアドバイス。そのアドバイスを真剣に聞いて、“うん” と噛み締めるように答えた竜太。貰ったモノが何かなんてどうでも良くて、竜子や竜太が自分で決めたことをしっかり受け止めて楽しんで満足することが大事ですね。子育てを通じて学ぶことが本当に多くありますね…。

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