双龍の父、大地に立つ

双子座、AB 型、晩婚理系男子が双子を授かりました

時刻に関する問題はややこしい (算数)

   

うちの子どもたち、保育園を卒業して就学したかと思っていたら、いつの間にかもう小学 3 年生です。少しずつ 4 年生に向けて月日が経っていますが、これは中学受験に向けた勉強の本格化が近付いていることを意味します。中学受験は小学校の履修範囲で受験問題が出題されます。がしかし、問題を解くための発想力は、小学校履修範囲だとか、中学校履修範囲だとか、そういった明確な規定が無いためか、中学受験の問題は大人でも思い付かなさそうなモノを求めるような問題すら出題されます。そうでもしないと、受験者が準備して受験問題を攻略して来ますので、多くの受験者が高得点となって、真に頭の良い受験者とそうでない人との線引きが出来なくなるからだと思われます。

という背景があるのですが、時刻に関する問題は受験問題のレベルでなくても更に厄介に感じます…。うちの子どもたち、かなり苦しんでいます。

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竜太は 12 時制と 24 時制に苦しむ

このブログでは何度か触れていますが、うちの子どもたちは割とコツコツと勉強を積み重ねて来ました。特に竜太の努力量は物凄くて、計算問題をどんどん取り組んでしっかり終わらせていっています。そこまで沢山取り組んでいるのだから、計算ミスとか物凄く少なかったり、計算が物凄く早いかというとそうでもない辺りが才能の限界かもしれません。私の遺伝子でしょうね…。申し訳なく思っています。

そんな竜太は、既に時間を扱う計算も取り組んで来ました。なので、時間を用いる計算問題はもう楽になっていると淡い期待をしたのですが、本当に淡かったです…。先日、子どもたちが通う塾で時刻や時間の算数の問題に取り組みましたが、割とコテンパンになって帰って来ました。特に竜太は厳しく、帰宅して取り組んだ 12 時制と 24 時制の読み替えで大混乱していました。

図を描き難い

時間を扱う問題の厄介な点は、図に表現し難いところだと思います。問題文的には距離に関係しそうな内容なので、距離を表現したくなりますが、内容的には時間だったりしますので、図を描くときに棒で表現するモノが時間を意味するのか距離を意味するのか、混乱してなかなか手が止まってしまいます。

式で表せるものは楽なのですが、単調にデジタルに式で計算しても落とし穴があったりします。例えば、”作業を xx 分取り組んだ後に yy 分休憩をするというルールの中で、zz 分の仕事は全部で何分必要か”、といった感じの問題。”xx+yy” の作業と休憩をセットにした塊が zz 分の中に何セットあるのか計算していきますが、”xx+yy” で丁度割り切れてしまうと注意です。割り切れてしまうということは、最後のセットの xx 分終わった時点で該当の仕事は終わっており、その直後の yy 分の休憩が不要になるから、休憩の数は “xx + yy” のセット数より 1 つ少なくなります。が、今のうちの子どもたち (小学 3 年生) にそれを見抜くのはまだまだ無理があって…。これも図で表そうにも経験値が無いとなかなか描き切れません。

こんな感じで、学校の授業で扱う内容とは一味も二味も違うような問題に取り組むようになってきました。本当に受験でこんな問題を小学生が解かないといけないかと思うと、ゾッとする世の中に思えています。

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