逃げ続ける竜太に可能性は無さそう

このブログは子どもたちが生まれたことを機に始めた育児ブログです。小学 5 年生の子どもたちは、夏休みというのに多くの時間を中学受験に向けた勉強に費やしています。こんなに頑張っているのに志望校の合格圏内はまだ遠く、多くの時間とコスト分が報われる感触が無い日々が続いています。通っている塾のテストなり、模試なりで可能性を感じられる結果が出ればもう少し気が楽なのですが、勉強が学校の中でも割と得意な子が集まり競い合う中学受験の競争において、そう易々と期待通りの結果が出ないのが現実です。
といった感じで厳しい局面に居る中で、更に難しさというか無理な感じが漂っているのが竜太です。竜太は小学 3 年生くらいまでは頑張っていたのですが、学年が進み、中途半端に自我が生まれて自身の思いが強くなり、かなり我儘で我慢出来ない子になっています。幼少の頃の我儘な感じが抑えられていって大人になるという成長では無く、幼少の頃の我儘な感じが成長しています…。そんな竜太は恐らく、このままでは中学受験の取り組みで花開くことは無さそうです。
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石の上にも三年
生成 AI の台頭と急成長により、通説が崩れることも多々あり、経験則や定石みたいなモノも覆ることも多々りますので、あまり大それたことは言えませんが、割と多くのことに当てはまるコトとして、”石の上にも三年” という言葉があると思います。まぁ他の格言や諺だとか座右の銘とかでも良いのですが、要するに何かモノゴトに取り組み極めようとする際、すぐに切り替えずに粘り強く取り組むことがかなり重要と言う話です。前述の通り生成 AI によってこの辺りのパラダイムシフトがあちこちで起きていることは事実ですが、人間の基本的な学力やスキルを身に付けるにおいて、やはりこの概念は今もなお機能していると思います。
受験においては、ドラゴン桜でも私の経験則でも然りなのですが、勉強方法だとかテキストをコロコロと変えるよりも、定番と言われているモノをしっかり取り組み続けて使い切るような形の方が自身の力に繋がりやすいです。他の良案に見えたり聞こえたりする方法に浮気するよりも、今の取り組みを大事にして基礎や基本や鉄則を守ってコツコツ続けることが実は近道だったりします。
フラフラ、コロコロ
その一方、竜太の勉強のスタイルというか竜太の性格は熱し易く冷めにくいモノの長続きしません。勉強方法についても、自身の忍耐力の足りなさからか、すぐに自分が取り組みやすいようにアレンジしようとしますし、決められた内容や取り組み方の代替案を提案してそっちでやろうとします。いつも困難や大変さから逃げて違う道を歩もうとします。また、基本的に上手く行かないときは他責で、問題が悪い、テキストの解説が悪い、先生の説明が分からない、先生の説明がテキストの解説と違う、お母さんが言った、気になるモノが目に入った、などなどの御託が並んで自責を見つめて直そうという姿勢が全然見えません。
先日も、お友だちが個別指導塾を始めて成績が伸びたという話を聞いて、自分もそうしたいと言い出していたりする始末です。塾に通っていて、そこで受けている指導すら熟せていないというのに、使いこなせていない自分を棚に上げて別サービスでの解決をしようとします。本当に現代社会の誘惑に弱い人間の典型で、竜太が如何に普通で凡庸なのかが分かるエピソードにも思えました。また、新しいテキストにも食い付き易いですし、今までと違う取り組み方を面白がって着手しては定着する前にまた次に切り替えて。そんな感じで竜太には何か研ぎ澄まして定着したものが何もなく、フラフラコロコロとしています。厳しい競争となる中学受験において、あっち行ったりこっち行ったりは確実に時間のロスですし、そんな寄り道をする余裕はないはずです。今の竜太の態度や取り組み方では可能性が無いのかもしれません…。