竜太が繰り返す誤算
このブログでは何度も触れていますが、うちの子どもたち、割と勉強を頑張っています。小さい頃から算数の計算問題をコツコツやっていたこともあり、少し小難しい計算式にも取り組むようになっています。が、まだ計算式の規則が定着していないこともあり、誤算することがあります。特に竜太はそれが多い。以前も記載したかもしれませんが、典型的な引っかけ問題にしっかり引っかかってしまうようです…。
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10 – 4 – 2 = 8?
何か以前もこんなことをこのブログで記載した気もします。未だに竜太は繰り返すので、成長が乏しいってことかもしれません…。例えば 10 – 4 – 2 といった計算があった場合、“10 個の おまんじゅう を持っていて、今日 4 個食べて、明日 2 個食べると、最後に何個残っているでしょう ?” といった問題に該当します。
最後どうなったのか問われているため、今日、明日といった時系列は計算に不要です。なので、合計 4 + 2 = 6 個減ったことになるので、10 – 6 = 4 といった考え方が出来るか否か。これが出来ると、計算式の順序を問われるような出題で引っかからずに済みます。引っかかってしまう人 (我が家では竜太) は、4 – 2 = 2 を先にして、10 – 2 = 8 と計算してしまいます…。
10 – 4 + 2 = 2 ?
竜太に “10 – 4 – 2” の問題を教えた後に、竜太は “10 – 4 + 2” の問題を誤答しました…。想像付くかと思いますが、4 + 2 = 8 を計算して 10 – 8 = 2 としてしまうのです。あ、勿論、何も言わなければ頭から順に計算するので 10 – 4 = 6 となり 6 + 2 = 8 と正答します。そのやり方じゃなくて、まとめて計算する方法をやらせてみるとこうなります。
この場合も、“10 個 おまんじゅう を持っていて、今日 4 個食べて、明日 2 個買ったら合計何個残っているでしょう ?” という問題に該当します。この問題も時系列は問われていなくて、最後どうなったか求める問題なので、最後に 2 個貰うなら最初の 10 個と最後に貰える 2 個を先に合算して 10 + 2 = 12 にしておいて、食べた分を差し引いて 12 – 4 = 8 すれば良い、といった考え方になります。が、竜太にはこれがまだしっくり来ない模様です。
まぁ無理もないかもしれません。数字と数字を繋ぐモノが四則演算の各記号だと思っています。なので、4 + 2 に見えるのでしょうね。そうではなく、”+10″、”-4″、”+2″ と捉えて実は全て合算すれば良いと分かると良いのですが、マイナスを扱わない小学生、しかも低学年には苦しいかもですね。