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映画鑑賞 : 国宝

   

このブログは子どもたちが生まれたことを機に始めた育児ブログです。子どもたちは小学 5 年生になっていて、今では中学受験に向けた勉強で大忙しです。ここまで生活時間の大半を勉強に費やしているので、憧れている志望校の合格も手堅いとまだこの忙しく余裕の無い日々も充実していると前向きに思えるのですが、ここまでしてもなお、合格圏には入ることも出来ず、最近では射程距離からも外れて遠のいていっている気がします。それでも成功を信じて一生懸命継続するしか無く、子どもたちは夏休みというのにも関わらず塾に通う日々を過ごしています。

普段の平日であれば、子どもたが塾に行こうが学校に居ようが、大人で社会人をしていて家族を養う身である私は仕事をせざるを得ませんが、この時期はお盆休みだったりして仕事以外のことに取り組めます。子どもたちが勉強を頑張っている中、申し訳なさを感じながらも嫁さんと Amazon Prime ビデオで映画鑑賞をしました。今回、鑑賞した映画は「国宝」です。

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厳しさと美しさと紆余曲折

この国宝という映画、エンタメ系のニュースや情報を普段から取り入れていない生活をしていても知名度が高く認識出来ていました。普段、ニュースで日常的に触れる情報は経済情報が中心の生活ですので、この手のエンタメは疎いです。が、経済的な側面でもこの国宝という映画は偉業を達成しているらしく、私が見ているニュースでも報じられていました。伝統芸能である歌舞伎を取り扱っていて、海外からも多くの注目を集めているということもあるので、子どもたちといつか見ようとも思っていました。が、結論から言って、小学生とは一緒に観ない方が良いと思います。ストーリーが難解ではありませんが、割と淡々としているので子どもからすると退屈に思えるかもしれなく、反社だとか喫煙が含む描写やストーリーだったり、過激だとか赤裸々ではありませんが性行為のシーンもあったりしますので、お茶の間に気まずさは漂うと思われます。

ストーリーとしては、伝統芸能の閉鎖的な世界の厳しさや世襲制というしがらみだとか、美や技術の追求や固執だとか、その中での成功、偉業達成だとかを紆余曲折入り混じりながらの展開でした。その波風や起伏は重厚ですので、大人であれば楽しめる内容だと思います。

3 時間は長いが文化的かも

がしかしこの映画、約 3 時間もあります。昨今、タイパとか言われていて時間効率を求められる現代社会において、この映画は長すぎる感じがします。まぁ 3 時間、のんびりと楽しめるコンテンツやイベントと思えば悪く無いのですが、ストーリーを映画で楽しむという意味においてはちょっと時間が勿体無い感じがします。3 時間あれば、90 分映画を 2 本楽しむことも出来ますので、2 本分の満足度と比べてどうなのかというと微妙にも思えます。

がしかし、そもそもこの映画が描写しているモノは伝統芸能であり、実に最たる文化的なモノです。文化的なモノは時間効率を求めるモノと相反する位置づけにあるケースが多々あります。上手く調和するケースもあると思いますが、多くはそうではないと思いますので、忙しい現代社会で生活していると後回しだったり疎遠になることが多いと思いますし、そもそも心と時間と経済的に余裕が無ければ手を出さないと思います。ですので、3 時間のタイパの悪さも含み、文化的に楽しむ映画がこの映画なのだと思われます。

夏休みの間、普段と異なり余裕がある生活を送れているのなら、この機会に「国宝」を観て過ごすのも趣がある時間の使い方かもしれません。

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